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そんな薮の想いはすぐメンバー全員に伝えられた。
薮の余命宣告から2日後事務所の会議室にメンバー全員集まり話し合った。
｢宏ちゃんの様子どう？｣
知念は心配そうに伊野尾に聞いた。
｢なんとか大丈夫そう。でも、寝たきり。｣
知念は返す言葉が見つからず
｢そっか。｣
としか言えなかった。
｢みんな揃ったね。｣
有岡仕切りで話しが始まった。
｢薮ちゃんの事なんだけど、昨日みんなにLINEで伝えたように薮ちゃんは余命宣告されちゃったんだよね。いのちゃんも手術して妊娠出来るかの大事な時なんだよ。薮ちゃんは抗がん剤使えないし…………｣
前振りが長い有岡に対し中島が
｢大ちゃん。それはわかってるんだ。本題に入ろっか？｣
と一言言った。
｢あぁー。うん。それで薮ちゃんといのちゃんのサポートをみんなでしようよ。｣
有岡が本題を話しはじめた時だった。
急に彩星が大泣きしはじめた。
｢えっ？どうしたの？……あっ、話し続けて。オレ内容分かってるから。｣
山田は彩星を連れ端の方へ行った。
｢っで、サポートって？｣
知念が有岡に突っ込んで聞いた。
｢だから……｣
上手く言えない有岡に代わり伊野尾が
｢お願い。薮を不安にさせないで欲しいんだ。詞を貯めてた話しは聞いたでしょ？薮、自分が永くないことわかってる。だから……｣
そんな伊野尾の必死なお願いに珍しく�木が
｢バカバカしいね。そんなのわざわざ集まって言わなくたってみんなやるし。伊野尾くんが無事妊娠できるようサポートする。｣
と、らしくないことを言った。
｢そうだよ。わざわざ集まってまで話す必要ない話しだったね。｣
知念もそう言い出した。
すると八乙女が
｢話しは最後まで聞く。メンバー全員で住みたいんだよね？｣
と切り出した。
｢What？(えっ？)｣
岡本は驚き言葉が英語になった。
｢僕は大賛成。いのちゃんの力になれるなら一緒に住む。｣
知念は大賛成をした。
そんな知念に端の方から山田が
｢知念は本当にいのちゃんのこと好きだよね。｣
と言った。
そして続けて
｢大ちゃん？彩星、身体中に発疹みたいなのがあるんだけど。汗疹かと思ったけど違うみたいなんだよね。｣
と彩星の身体を有岡に見せた。
｢ホントだ。話しが終わったら病院に見せに行こう。｣
それからまた話しが戻された。
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Yui(プロフ) - ちょっと読みにくいので何行か間を空けた方がいいと思います！ (2015年6月30日 21時) (
レス) id: f4c4f5a564 (このIDを非表示/違反報告)
りんご@080(プロフ) - 一気読みしました。とても面白いです。更新頑張ってください、応援してます！ (2015年6月24日 22時) (レス) id: 023a96bf00 (このIDを非表示/違反報告)
蘭菜(プロフ) - 楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2015年6月19日 21時) (レス) id: e3707e6b60 (このIDを非表示/違反報告)
苺love - 移行おめでとうございます!これからも頑張ってください(^.^) (2015年5月30日 21時) (レス) id: 3b8a0ea1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有山 | 作成日時：2015年5月26日 23時
