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「圭人。」
部屋の前で呼ぶが返事がなかったので伊野尾はドアを開けた。
「居ない……」
伊野尾は家を出て知念を追っかけた。
「いのちゃんどうしたの?」
「はぁはぁ、圭人居ないよ。」
「知ってるよ。だからボク1人で出て来たんだよ。」
「そうなの?」
「圭人なら……知ってた?彼女できたこと。」
「うん。」
「その子に家。」
「あっ、そう………行ってらっしゃい。」
伊野尾は苦笑いになりながら知念を再度見送った。
リビングで伊野尾は1人ソファーに座りながらボーッとしていた。
「あれっ?いのちゃんまだ居たの?」
中島が起きてきた。
「おはよう。大ちゃんと�木まだ寝てるの?」
「何言ってるの?大ちゃんは仕事。�木くんは千鶴ちゃんの家に昨日から行ってるじゃん。」
「そうだった。」
「それより病院行かなくていいの?夫人科の予約10時じゃなかった?」
「忘れてた。裕翔洗濯頼んでいい?」
「オレ仕事だから11時には家出なきゃなんだけど。」
「そっか。」
「大丈夫?1人で行ける?」
「行けるよ。」
「ちょっと待ってて。」
中島はどこかに電話しはじめた。
「今�木くんの所電話した。いのちゃんを病院まで送り迎えしてくれるって。」
「別にいいのに。」
「最近ボーッとしすぎじゃん?何があったら困るし。」
「ボーッとてか……無意識が多くなった。」
「なおさら。�木くんすぐ帰って来るから。じゃあ、オレはなんか食べようかな。」
中島はマイペースに棚から食パンを出すとトーストして食べ始めた。
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Layla(プロフ) - コメント失礼します。お話しご好きで読み返しています!もしお時間がありましたら、続きをお願いします! (2019年9月27日 1時) (レス) id: 5c774de5e2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - コメント失礼します。このお話すごく好きでときどき読み返します。そろそろ更新してくれたら嬉しいです。 (2018年3月2日 8時) (レス) id: 0083b728f1 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - このお話が大好きで、頻繁に読みに来ています。是非、続きが読みたいです。更新待ってます! (2018年2月21日 1時) (レス) id: b7052d81b0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ???(プロフ) - 続きみたいです!! (2017年4月16日 19時) (レス) id: 7679ea9a1f (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂きました。いのちゃん、薮君に幸せになって欲しいです!!これからも頑張って下さい! (2016年5月1日 17時) (レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有山 | 作成日時:2016年4月26日 15時