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「正直に言う。私、光くんが好きなの。」
「はぁ?」
「家出するように宏太くんと結婚しちゃって音信不通だったでしょ?だからそれ口実に光くんと交友持てたらと思ったんだけど……前にもあったんだよ。私の家に訪ねて来る前日までしばらく光くんと連絡取れなくて。今回もだよ。何があったの?」
「本当はオレが薮の所行ってないことは全然心配してないでしょう?」
「バレた?」
「バカじゃないの。頭良くてしっかりしてても相変わらず性格悪いなぁー。」
「はぁー。お兄ちゃんには言われたくないんだけど。」
「オレのこと全く心配しないとか家族としてどうなの。」
「だってお兄ちゃんはマイペースで気まぐれだったりするから……ねっ?」
「まぁー。」
伊野尾とアキが話していると知念が起きて来た。
「へっ?アキちゃん?」
「お久しぶりです。」
「どうしたの?」
「お兄ちゃんのことが心配になって。」
「そうなんだ。いいなぁー。優しい妹が居て。」
知念はそのまま顔を洗いに洗面台に向かった。
「お前ウソ付くなよ。」
「ウソは言ってないよ。心配になって来たんだもん。」
「オレじゃなくて光をでしょ?」
2人は笑った。
伊野尾はアキに素直に八乙女のことを話した。
「そうだったんだ。お兄ちゃんがお人好しだからいけないんだよ。」
「それはすごくわかってる。でももう終わったから。」
「もう来ないって言ったの?」
「来なでって約束させた。」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。」
話しが終わるとアキはすぐに帰って行った。
アキを見送った後知念が玄関にやって来た。
「出かけるの?」
「うん。涼介と圭人とね。」
「そういえば山田帰って来ないな。」
「山田なら良く行くカフェのモーニングが食べたいから彩星送った行くって。」
「そうだったんだ。だから朝ごはん食べなかったんだ。」
「行って来まーす。」
知念は岡本とは行かず1人で向かった。
気になった伊野尾は岡本の部屋に行った。
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Layla(プロフ) - コメント失礼します。お話しご好きで読み返しています!もしお時間がありましたら、続きをお願いします! (2019年9月27日 1時) (レス) id: 5c774de5e2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - コメント失礼します。このお話すごく好きでときどき読み返します。そろそろ更新してくれたら嬉しいです。 (2018年3月2日 8時) (レス) id: 0083b728f1 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - このお話が大好きで、頻繁に読みに来ています。是非、続きが読みたいです。更新待ってます! (2018年2月21日 1時) (レス) id: b7052d81b0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ???(プロフ) - 続きみたいです!! (2017年4月16日 19時) (レス) id: 7679ea9a1f (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂きました。いのちゃん、薮君に幸せになって欲しいです!!これからも頑張って下さい! (2016年5月1日 17時) (レス) id: 801c5de6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有山 | 作成日時:2016年4月26日 15時