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Story 23 ページ23
涼介と大貴の家を出て行く
懐かしい道を2人で手をつないで歩く
あぁ思い出してきた
幸せな時間
涼介「A
なんで大ちゃんの家にいたの？」
ちょっとだけいつもより低い声で
前を向いたまま話す
「…あの…日…
道に居たら…助けてくれたの…」
涼介「…なあ
Aは大ちゃんのこと好きになった？」
なんでだろう
否定できない
したくない
やっぱり
涼介「…好きとか言うなよ」
「え…？」
涼介「お前は俺だけのものだ」
怖い…
涼介の顔がとても怖い
私を見る目は力強くて離せない
でもすぐに笑顔になって
涼介「着いたよ」
ねえ
本当の涼介はどれなの？
またあんなことされるの？
嫌だよ
涼介…
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作者名：H.A | 作成日時：2015年6月10日 23時
