禁 恋 。《2》

#95 ページ46

横子side


?「横子ちゃん、」ﾂﾝ


「…んｯ…、」


?「ふふ♪」ﾂﾝﾂﾝ


「ん…?…わｯ!
あ、え、起き…たの…?」


?「さっき起きたとこやで」


あ、なら良かった…

……いや良くない…


「寝顔…見られてた…?///」


?「どうやろ?」ｸｽｯ


わぁ…恥ずかしい…///

思わず紅くなった顔を布団で隠した.


?「…今の今までおってくれたんやね」


「だって、
いてって言ったの自分でしょ?」


＿＿＿＿＿「..行かんとって…」


朝に言われた言葉を思い出す.


?「ん?そうやっけ?」


「え、覚えてないの?」


?「う〜ん……」


これは本気で覚えてなさそう…

じゃあ、あれは…寝言ってこと?


裏から抱きしめられて


あんな事言われて…

ﾄﾞｷﾄﾞｷさせられたの自分だけとか…///


?「どうしたん?
そんな顔赤なって」


「な、なんでもない!////」ﾌﾟｲ


そもそもなんでこの人に
ﾄﾞｷﾄﾞｷしてるの私…


それはこの部屋の雰囲気?


このﾋﾟﾝｸ色の空間が
おかしくさせてるの?


?「どうする?
もう少しおる?」


「帰るｯ!///」ﾊﾞｯ


覗き込んでくる顔を見ていられず
急いで部屋を出た.


『ありがとうございました』


ﾎﾃﾙを出ると、
清々しい外の空気.


…でも、まだ収まらない
胸の高鳴りはなんなんだろ…///

#96→←#94

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す