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丸子side
「はぁ……」
なんか今は
全てをﾈｶﾞﾃｨﾌﾞに考えちゃうな..
かと言って、
まだ正直家に帰る気分でも無いし.
気付けば、
いつも溜まり場として使っている公園へと来ていた.
「あれ…?」
…誰かいる..
…あ、…
「今朝の唐揚げの…?」
多分そう.
目も口元も顔の整い方は同じ.
けど、断定できない理由は…
その人の目から
一粒の涙が流れ落ちているから.
大きなﾍｯﾄﾞﾎﾝを耳にかけて
綺麗に涙を流すその人に思わず見とれてしまった.
「あの…!」
自分でもよくわからない.
でも、なぜかその人へと話しかけていた.
『…?』ｶﾁｬ
『…誰?』
「えっと、今朝ｺﾝﾋﾞﾆで出会った..」
『……あぁ、唐揚げの!
で、なんやったん?』
これしてて聞こえへんかった.
「あ、いやその…
大丈夫かなぁ…って..」
偶然、泣いてたの見ちゃって..
『……見られてたんや..笑』
「…なんかすみません..」
『いやええねんで.
ただ、この曲いいなぁ思って』
静かにﾍｯﾄﾞﾎﾝを私の耳にかけてくれたその人.
…確かにこの音量じゃ、周りの音は聞こえないかも笑
ﾍｯﾄﾞﾎﾝから大音量で流れてくる歌詞.
'2人で待ち合わせた
あの場所もｺﾝﾋﾞﾆになって
街が変わるようにこの想いも変わればいいのになぁ…'
「これって…、」
失恋ソング..?
錦「……結構本気やったんやけどな…笑」
寂しげに微笑むその人.
その横顔を見てると胸が締め付けられるくらい苦しくなった.
曲がｻﾋﾞに入りかけた時…
「…ｯ!」
…え、…
嘘…で、しょ…?
唐突だった.
気づいた時にはその人の唇が重なっていたから..
『＿＿＿＿、』
「…え、なん…て…?」
その人の言葉は耳元で流れる音楽によって
かき消されてしまった.
ただ、そんな事どうでもよかった.
お互いの寂しさを紛らわすように
夢中になって口づけを交わしていたから.
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櫻野翔子*(プロフ) - あいりさん» おお、そう言っていただき嬉しいです！！ありがとうございます(*^_^*)これからの展開も楽しみにしていてください！！笑 (2016年11月20日 23時) (
レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
櫻野翔子*(プロフ) - ∞章いちご∞さん» ええ、嬉しいです…！！ありがとうございます！！！時間が無くて、更新遅くてほんとに申し訳ないです><安子ちゃん達もこれから出てきますので、楽しみにしていてください(*^_^*) (2016年11月20日 23時) (レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
あいり - すばこちゃんが気になります!!笑笑 頑張って下さい！ (2016年11月9日 17時) (レス) id: 11c6d10dac (このIDを非表示/違反報告)
∞章いちご∞(プロフ) - 最近、大量更新ですね！ありがとうございます！この小説の通知が入ってるとすごく嬉しくなります笑まだあまり出てない安子ちゃん達も気になります♪ (2016年11月9日 7時) (レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
櫻野翔子*(プロフ) - きららさん» ありがとうございます（*＾＾*)更新遅くなって申し訳ありません><そう言って頂き嬉しいです！！もっと楽しんでもらえるよう頑張ります(´∀｀) (2016年11月6日 23時) (レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻野翔子* | 作成日時：2016年8月5日 23時
