#75 ページ26
錦子side
坂を登って、
たどり着いた場所にはたくさんのお墓が並んでいた.
よ「ここに、私の友達が眠ってるの」
「友達って、前に言ってた人?」
よ「うん.
栄斗高校の奴らに襲われた子」
静寂に包まれた空間.
お花を備えて
静かに手を合わせた.
よ「2年前の今日…死んだの..
あんな事件が無かったら
今でも元気に生きてたのかな..」
「……そうだね..」
そう…かもしれない..
『…あなた、また来たの?』
よ「どうも」
『どの面さげて来てるの.
あなたがいなかったらこの子は……』
よ「………、」
『はやくこの子の前から消えて!!
私達家族にもう関わらないで!!!!』
「ちょっとおばさん.
なにその言い方」ｸﾞｲｯ
『あなたもｷｬﾝｼﾞｬﾆ学園の子ね.
こんな不良がこの子に関わらないでって言ってるの!!』
「はぁ!?
おばさん、横子ちゃんはね…、」
よ「錦子.
いいから、手離して」
「でも…!!」
よ「こんな喧嘩してる姿、
見たくないだろうから」
「……わかった」ｽｯ
よ「すみませんでした.
では、失礼します」ﾍﾟｺｯ
悔しくないの?
なんでそんな素直に頭なんて下げるの?
悔しさからｲﾗｲﾗが止まらなかった.
「…なんであんなすぐに引き下がったの.
横子ちゃんは何も悪い事してないじゃん…」
よ「…あの人は、
私があの子を殺したって思ってるの」
「そんな誤解といた方が…、」
よ「いいの.
誤解をといた所で、あの子が死んじゃった事実は変わらないんだから.
もっと早く助けに行ってあげれなかった私も悪いから」
「…なんで………」
悔しい…
よ「錦子、泣かないで..笑」
だっておかしいじゃん.
悪くない人が悪い人呼ばわりされて
それを黙って見てるなんて.
よ「ありがとね、錦子」ﾎﾟﾝ
横子ちゃんは笑顔で
私の涙を拭ってくれた.
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櫻野翔子*(プロフ) - あいりさん» おお、そう言っていただき嬉しいです！！ありがとうございます(*^_^*)これからの展開も楽しみにしていてください！！笑 (2016年11月20日 23時) (
レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
櫻野翔子*(プロフ) - ∞章いちご∞さん» ええ、嬉しいです…！！ありがとうございます！！！時間が無くて、更新遅くてほんとに申し訳ないです><安子ちゃん達もこれから出てきますので、楽しみにしていてください(*^_^*) (2016年11月20日 23時) (レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
あいり - すばこちゃんが気になります!!笑笑 頑張って下さい！ (2016年11月9日 17時) (レス) id: 11c6d10dac (このIDを非表示/違反報告)
∞章いちご∞(プロフ) - 最近、大量更新ですね！ありがとうございます！この小説の通知が入ってるとすごく嬉しくなります笑まだあまり出てない安子ちゃん達も気になります♪ (2016年11月9日 7時) (レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
櫻野翔子*(プロフ) - きららさん» ありがとうございます（*＾＾*)更新遅くなって申し訳ありません><そう言って頂き嬉しいです！！もっと楽しんでもらえるよう頑張ります(´∀｀) (2016年11月6日 23時) (レス) id: 398b739cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻野翔子* | 作成日時：2016年8月5日 23時
