君をお守りします。 (ページ26)

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【Dragon24】ページ26

【斗真目線】

櫻井翔クンを覚醒させ、
我がDarkDragonsに入れる。
必ず達成させてやる。
守護龍は嫌いだ。
櫻井翔クンの能力を覚醒させずに
SPの様に着かせる。
そんな奴に当主が務まる訳、無い。
不甲斐ない奴は俺が捕まえてやる。
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俺が居るのは櫻井家の前。
相変わらず、大きな家だな。
そう思いながら、侵入する。
ボスの為に・・・必ず達成させる。
広いなぁ～。
そして、セキュリティーも強い。
でも、俺には通用しないんだよね。
丁度、守護龍が翔クンの所に居ない。
チャンスだな。

「破滅の音色！！」

翔クンに届くように響き渡る様に
音の能力を発動させる。

「うぅっ！？うわぁぁぁぁあっ！！」

叫んでる叫んでる。
翔クンは頭を抱えている。

「うわぁぁぁぁぁぁあっ！誰か・・・
たす・・・け・・・てっ・・・。」

翔クンは必死に助けを求めている。
すると、徐々に身体が真っ赤に
染まっていく。
まさか・・・翔クンが紅龍！？

「うわぁぁぁぁぁぁあっ！
ハァハァッ・・・オレは・・・。」

まずいな。翔クンを紅龍に
させてしまった。

「翔様っ！？」

「・・・。」

「紅龍、何故、居るんだ？」

「・・・久しぶりだな、青龍。」

「翔様は何処に居る！！」

「オレこそが、櫻井翔なんだ。
櫻井翔のオレとしての記憶は何故か
消されているんだ。今は偶々、
誰かが音の能力を使い、無理矢理、
目覚めさせてしまっただけだ。」

「翔様が紅龍・・・。」

「そうだ。でも、この事は秘密に
して欲しい。翔はそれを望んでいる。
青龍、頼むよ？」

大野クンは頷くしかなかった。
そう言うと翔クンの紅龍としての
姿は一瞬で消えた。
俺は禁断の領域に入ってしまった。
でも、これは大きな情報だ。
俺はボスへ報告に行った。