君をお守りします。 (ページ17)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:74,141 hit

【Dragon15】ページ17

【和也目線】

次の日の朝、大野さんから翔にぃが
倒れたと聞かされた。
もしかして、DarkDragons？

「翔にぃっ！」

「ニノ、どうしたの？」

「どうしたじゃないです！何かある
なら俺を呼んで下さいよ！！」

「今日だね。俺がDarkDragonsに
狙われる日は・・・。」

「心配無用です。この俺が居るんです
から。」

「ニノ、頼りにしてるね。」

そんな事、言われたら、俺は「はい」
しか答えられないでしょ！
だって、翔にぃが可愛い過ぎるから！

「・・・愛されてるね。櫻井翔クンも
二宮和也クンも・・・。」

「斗真ッ！！翔にぃは俺の後ろに
下がってて下さい。」

「分かった。ニノ、頑張って！」

貴方に「ニノ、頑張って」なんて
言われたら、頑張らないといけない
じゃないですか。
いつもはチカラを抑えているんですよ。
今回は翔にぃの為に出しちゃいます。

「マッハボルトッ！！」

「今回は一人じゃないんだよね。
お前らも参加しろ！」

「あのさー。人ん家、入るなら、
お邪魔します位、言えよ。礼儀が
なってない奴、俺は嫌いだからさ。
一気に片付けます。サンダーダウン！」

斗真以外の敵は排除できた。

「斗真、もう味方は居ないよ？」

「流石は黄龍の二宮和也クンだ。
でも、櫻井翔クンは頂く。」

俺は耳が痛くなった。
斗真は音の能力を使ってる。
超音波だ。俺だけにしか効かない。
翔にぃを守らないと・・・。

「さあ、翔クンは頂きますね。
他の守護龍達の所には沢山の敵が
送られていますから、助けに来る事は
無いでしょう。」

「翔にぃ、逃げて！！」

「ニノッ！」

「俺の事は気にするなっ！！」

翔にぃは猛ダッシュで逃げた。