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「じゃあ明日10時にね。」
そう言うと、ホテルまでゆかとしな子を送りに来た三郎と四郎が帰って行く。
旅行二日目の夜はガールズトークがしたい！という女子達の要望で、今日は三郎が四郎の家に泊まるのだ。
「しろさ、しなちゃんと結婚しないの？」
「は！？どしたの急に。」
ホテルから四郎の家までの帰り道、三郎が四郎に急にそんなことを尋ねる。
「結婚してもおかしくない年齢じゃん。もしこの後、大阪に転勤になったら寂しくない？」
「まぁ確かにね。でもいつかはとは思うけど、まだ考えられないな。そういうさぶくんは？」
「するよ。いつかはね。
でも今はまだ、一生守っていくなんて偉そうなこと言えないな。
どっちかって言うと守られてるし。」
いつまでも兄弟５人で仲良くとはいかない。
わかってはいても、具体的な話はちょっと寂しかった。
四郎はこれ以上この話題を続けたくなく、何も答えなかった。
三郎もそんな四郎の雰囲気を察したのか、その後は何でもない他愛のない話しかしなかった。
「さぶくん、シャワーあいたよ。
…ってあれ？」
家について、四郎が先にシャワーを浴びて出てくると、三郎は寝てしまっていた。
流しに下げておいた宴会の食器をきちんと片してくれているあたりが三郎らしい。
四郎はせっかくなら一緒にゲームやりたかったのに、と思いつつ、隣のベッドの上から、布団で寝ている三郎の顔を見ていたら、自分も寝てしまった。
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7322(プロフ) - yuiさん» yuiさん！コメントありがとうございます！大好きと言っていただけると本当に嬉しいです！もうまもなく完結いたしますが、最後までお楽しみいただけたらと思います♪ (2013年5月25日 23時) (
レス) id: ee69312e20 (このIDを非表示/違反報告)
7322(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます！今回は私が大好きなさぶくんとしろちゃんの絡みが多くなるかなと思います！もちろん他の兄弟の絡みも含め、ほのぼの優しいお話を書けたらと思います！またよろしくお願いします！ (2013年4月11日 21時) (レス) id: ee69312e20 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 新章、嬉しいです。四朗くんのちょっとした変化に気づいちゃう三郎くんが、なんだか・・もう！！ってなります。敏感なんだろうな〜って。これからも素敵な兄弟愛のお話、楽しみにしています☆ (2013年4月10日 22時) (レス) id: 290a5b010d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2013年4月10日 21時
