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翌朝、早い時間の起床だったが、三郎は特に問題なく起きることができた。
「おっはよ〜！」
待ち合わせ場所に現れたときには、すでにテンションMAX！
でも、そんな三郎の姿に、四郎もゆかも嬉しそうだ。
10時にはUSJに到着。
日曜日なので、混んではいたが、たくさんのアトラクションを楽しむことができた。
「しろ、無理してない？」
絶叫系のアトラクションに続けて乗った後、三郎が小声で四郎に聞いてくる。
もともと酔いやすく、そこまで好んで絶叫系のアトラクションに乗らない四郎。
ゆかやしな子もいて、自分だけ乗らないと言いづらいのではないかと心配だったのだ。
「大丈夫。」
「そ？でもちょっと顔白いから、次はゆっくりしよう。」
そう言うとさり気なく休憩を入れてくれた。
どんなにテンションが上がっていても、三郎は四郎や五郎と一緒にいると、兄らしくなる。
四郎には、そんな三郎の優しさが心地よかった。
「あ〜！ほんと楽しかったね〜！」
結局19時くらいまで目な一杯遊び、食事も済ませたが、もう一杯やろうと、四郎の家へ向かっているところだ。
先ほどから三郎は何度も同じセリフを繰り返している。
だがその表情は本当に楽しそうで、思い切って遊びに来てよかったと、四郎もゆかも思っていた。
「なにこの写真〜！」
四郎の家で、三郎のカメラをテレビにつなげ、写真を見て楽しかった1日を振り返った。
三郎は自分が撮った写真を見て楽しそうに笑っている３人の姿を嬉しそうに見つめている。
「どうしたの？」
静かな三郎を心配して、ゆかが三郎に尋ねる。
「嬉しくて。おれがカメラマンになりたいって思ったの、こうやって自分が撮ったものを見て、誰かが笑ってくれたり、何かを感じてくれたり、そうなったらいいなって思ってたから。
最近は、撮ることに必死で、それを見てくれてる人の姿を見ることが少なかったから、みんなの姿見て、おれが見たかったの、こういう姿だったなーって思い出してた。」
そんな三郎の言葉に、ゆかは優しく頷いた。
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7322(プロフ) - yuiさん» yuiさん！コメントありがとうございます！大好きと言っていただけると本当に嬉しいです！もうまもなく完結いたしますが、最後までお楽しみいただけたらと思います♪ (2013年5月25日 23時) (
レス) id: ee69312e20 (このIDを非表示/違反報告)
7322(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます！今回は私が大好きなさぶくんとしろちゃんの絡みが多くなるかなと思います！もちろん他の兄弟の絡みも含め、ほのぼの優しいお話を書けたらと思います！またよろしくお願いします！ (2013年4月11日 21時) (レス) id: ee69312e20 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 新章、嬉しいです。四朗くんのちょっとした変化に気づいちゃう三郎くんが、なんだか・・もう！！ってなります。敏感なんだろうな〜って。これからも素敵な兄弟愛のお話、楽しみにしています☆ (2013年4月10日 22時) (レス) id: 290a5b010d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2013年4月10日 21時
