Want to -今日をどう生きようか-

11　YG ページ11

「でも…ごめんなさい」

「いいの
　もーそれより、そっからAに電話しても全然でないし！
　カトクも既読つかないし！
　ジョングクに電話したらもう飲み会は終わって散会したって言うし！
　焦ってたら、グガがユンギヒョンと一緒にいるっていうから、
　やっとちょっと安心して、ヒョンに電話させてもらったんだ」

「そうだったんですね…
　ごめんなさい
　おっぱに迷惑をかけるなんて…」

「もー！迷惑なんてかかってないし！
　てかAはもっと迷惑かけていいの！
　僕も心配になって怒っちゃってごめんね！
　さっきユンギヒョンに電話かける前にAのお母さんには、
　僕の家に遊びに来て疲れて寝てます、って言っておいたから、
　思いっきり楽しんでおいで！
　これからどうするとは聞かないでおくね。」

「おっぱ…
　ありがとうございます。」

「ううん！またうちにも遊びにおいで！
　あ、ユンギヒョンに代わってもらえる？」

「あ、はい！
　おやすみなさい、オッパ」

「おやすみ、A」


Aから携帯がかえってくる。

「もしもし、ヒョン？」

「おー、話はすんだか？」

「はい…お騒がせしました
　急に電話してすみません…」

「いや、ぜんぜんそれはいいけど
　こいついいのか？」

「え？」

「いやさすがにこのまま夜の街中にほっぽり出すほど冷たくねえよ」

「ヒョン…」

「まあ普通に自民から連絡がなくてもこいつに言うつもりだったけど、
　保護者から連絡きたから一応な
　うちに泊めていいか？」

「ヒョンいいんですか…
　なんだかすみません…俺のいとこが」

「別にいいよ
　そのかわりどうなっても文句言うなよ」

「え、ヒョ、ヒョン！」

「冗談だよ笑」

「ヒョンのことは信じてますから…
　Aのことお願いします。
　あ、ほんとに手は出さないでくださいよ！
　Aは誰とも付き合ったこともなれば、
　僕以外の男ともそんなに話したこともないし、
　本当に純粋な女の子なんですからね！ヒョン！」

「わーったよ
　そのうち飲もうな、ジミナ」

「はい！それはぜひ！
　ありがとうございます！
　Aがお世話になります！
　おやすみなさい！」

「おー、おやすみ」

プツッ





「ユ、ユンギさん…？」

12　YG→←10 YG

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す