【鬼滅の刃】貴方との幸せな未来にむけて～続3～ (ページ42)

今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:79,755 hit

番外編　弐ページ42

鬼っ？！！
全然気配もしなければ
光も見えてなかった！

焦って、どこ？と辺りを見るが光はない。

「おい、女ぁ！どこ見てんだよ！」

ん？？声がする方に視線を向けると地面。

…ちっちゃい光。
……あ、いた。

と思ったら、ポンと煙が上がり
恐らく本来の等身大と思われる鬼が
現れた。

んー？？

「おい、女！
そんな目で俺を見るんじゃねぇ！
お前にも血鬼術かけるぞ、こらぁ！」

慌てて身構えると、日輪刀を抜く。

呼吸を整える。
「炎の呼吸壱ノ型不知火！」

鬼は素早く避けると、何が起きているか
まだ状況把握できてない田村くんに
手を伸ばした。
「田村くんっ！」
瞬間またポンと煙が上がり、ついさっきまで
そこにいた田村くんがいなくなった。

「何をした！」

「何だろうなぁ、ヒャヒャヒャ。
考えてみろよぉ。
お前も同じようにしてやるぜ。
俺は人間を小さくして噛み砕いて
喰うのが好きなんだよ。」

「炎の呼吸壱ノ型不知火…」

私が鬼の首を斬り落とす前に
鬼が私に向かって手を伸ばした。

突然重くなる日輪刀。

首を斬り落とせたか？
見ると足元から灰になって崩れていく鬼。

でも斬れたのに鬼が…
ホロホロと崩れながら鬼の体が
大きくなっている。

「ちくしょー…でも…3日は…ないから」