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告白 拾 ページ18

隊服に着替え、羽織を纏い
日輪刀を腰につける。

やっぱり気持ちがしゃんとする。

部屋から出ると、杏寿郎くんも
準備が整った様子で部屋から出てきた。



くう…やっぱりいつ見てもカッコいい。



「そんなに俺はカッコいいか?」
ハキハキとした杏寿郎くんの声。

「? あれ…心の声が」

「うむ!漏れ出ていたぞ。
そういうAは今日も愛いな。」

「あ、ありがとう///」



今日はお館様のお屋敷で柱合会議。
私のことも話されるから、念のため
スマホを持っていく。


千くんは昨夜の話で寝れなかったのか
少し目が腫れていた。
それでもお屋敷を出るときは
いつものように笑顔で門の所まで出て
見送ってくれた。




お館様のお屋敷に向かいながら
大事なことを伝え忘れてた事に
気づいて杏寿郎くんに話した、

ら、私の腕を掴んで急に止まった。

「何と言った?」

「え? お館様のお屋敷もうすぐだねって。」

「その前だ。」

「えっと…私は稀血らしいってとこ?」

「そうだ。何故そうだと分かった?」

この前の任務の時に鬼と雄太くんから
言われたことを話した。
何やら考えているような顔をしていたけど
私を見ると誰にも言わなくていいと一言言うと
お館様のお屋敷に急いだ。

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作者名: | 作成日時:2021年1月17日 10時

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