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２１ ページ23

収録が終わり、私はすぐさま楽屋に戻った。


でもね、そんな私を気づいてたんだ彼は


・


和也『Aちゃん、今日はどうかしたの？』


・


『え？何もありませんよ』


和也『ほんと？』


『ほんとですよ』


和也『はい、嘘』


『え？』


和也『知ってる？人間ってね嘘をつくときって左上に目がいくの』

『私がやってたってこと？』


和也『うん』


『そ、そんなのまぐれじゃない？』


和也『そうかなぁ？』


ニノが、私に近寄って来てニノが呟いた


・


和也『相談してよ』


ニノからはあまーい香水の匂いがただよった。


・


そんな事されちゃもう駄目だよ


私はニノが好きなんだよ？


今にも告白しちゃいそうなのに


和也『ねぇ、俺じゃ駄目なの？』

・


あぁぁ、私もういいや


この世界から消えても


・


・


・


『私、ニノが好き』


・

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作者名：大宮 | 作成日時：2011年7月8日 21時

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