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会いたくなるから... cn ページ44

「グスッ...ごめん、、涼介...」






ぼくは涙をゴシゴシと拭って
涼介に笑顔を見せた。






涼介「侑李」






「ん?」






涼介「俺の方こそごめんな...ってか、
俺が悪い」






「なんで...?」






涼介「お前の気持ちに
気付いてやれなかったから」






「涼介...」






涼介「お前が寂しがってるの
気付いてやれなかった」






「...」






涼介「でも、これだけはわかっててほしい」






「...なに?」






涼介は俺の耳元で囁いた。






涼介「俺だって...侑李のこと一瞬たりとも
忘れたことないよ?

いつもお前のこと思ってる。

連絡の数が少なかったのは、、
俺が少し避けたからかもしれない...」






「えっ、、」






涼介はぼくと目を合わせる。






涼介「だって、、声聞いちゃうとさ...
余計会いたくなっちゃうじゃん?」






と、涼介は困ったような笑みを浮かべた。

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作者名:ことみ | 作成日時:2017年3月9日 19時

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