『日常』の裏の『"非"日常』。-1- 【ARS】

夕飯を食べよう・2 ページ30

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「ふーん。ツイキャスねぇ・・・」



和「ここまで来て『出ない』は無しだかんな。」



「いや、もう反抗はしないけどさ、9割はニノが喋るんだかんね？」



あたしがそう言うと、



和「え、何でだよ。」



キョトンとした顔で、あたしを見つめてきた。



女子よりも女子だな、オイ。羨ましいぜコノヤロー。



「はぁ？当たり前でしょーが。」



和「……しゃーないなぁ。でも、ちゃんと出ろよ。」



そう言って、ニノに念を押された。



そんなに出て欲しいの・・・？(笑)



「……ってかさ、ニノ1人でやったら良いのに何であたし呼ぶの？ww」



考え出したら気になっちゃって、ニノに思わず聞いちゃった。



和「そんなの決まってるだろ？Aが居ると盛り上がるのー。俺だけだとあんまり盛り上がらねぇんだもん。」



そう言って、ニノがショボンとする。



・・・だから、女子よりも女子すぎんのやめんかい。



「んな事ないでしょww……ってか、本気でココにずっと居るつもりなの！？」



だって、あたしの部屋で胡坐掻いて、完全にくつろいでるよ、この人。



……しかも、帰ってきたままの服で。



和「だから、ココに居るって言ってるじゃん(笑)」



えぇ〜・・・マジかよぉ……



「・・・んまぁ、部屋まで呼ぶ必要なくなるから手間は省けるけどさぁ・・・」



和「んじゃあ、決まりね♪」



「……はいはい。くつろぐのは許すから、とりあえずニノは着替えてきて！洗濯出来ないから。」



和「ほいほい・・・んじゃ、着替えてくる。」



そう言って、ニノは着替える為に一旦、自分の部屋に戻った。



……さぁ、問題はこの人だよなぁ。



「・・・サト。」



智「ん？」



さっきから、あたしの手で遊んでるサト。



「ホントに部屋戻らないの？」



智「うん。」



えぇ〜・・・何でだよ〜・・・



「・・・さっきから、あたしの手で遊んでるけど……何が面白いの？」



智「え？だって、Aの手って細くてスベスベしてて、こうやってやるとフィットするから、どうしても止まらないの〜♪」



そう言って、サトは自分の手とあたしの手を絡ませて、恋人つなぎにした。



・・・こんな時だけ饒舌になってさぁ……変態かよ。(笑)



「サトが変態に見える。」



智「ん〜？男はみんな変態だよ？」



いや・・・そんな『男は変態説』を説かれても・・・ww



何とも反応しづらいわ。(笑)

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