イライラ -N side- ページ38
つい、イライラしてか、俺の足は早足になっていた。
大「か、和ぅ…？」
後から小さい声が聞こえる。
…聞こえないフリ。
大「和…？怒ってる…？」
怒ってるに決まってるでしょうが！！
いくら酔ってたからっていっても、目の前であんなの見せられて、怒らない人がいるかっての！
二「…別に怒ってません。」
ムカついたから、嘘を言ってみた。
…智は何も言ってこない。
俺の中の、何かが外れた。
俺はいきなり足を止めた。
大「ぶっ」
案の定、智は俺にぶつかってきた。
そのまま振り返って、思いっきり顔を近づけた。
二「…なんで俺が怒ってるか分かんないんですか？」
…言ってしまった。
つまんない嫉妬してるのを、見せたくはなかった。
智は赤くなりながら、プイッと顔をそらした。
大「さ、さっきは怒ってないって…」
…なんだよ、それ…。
…ちゃんと…言ってくれよ…。
二「…もう、いいです。」
俺は智から顔をそらし、また歩きだした。
大「ま、待ってよっ！」
やっぱり追ってくる。
…なんで目、そらすの…？
翔ちゃんの時はあんなに笑ってたのに。
…俺なんて、あなたが背中にぶつかってきただけで、ドキッとして…
平常心保つのだって大変だってのに…
大「和っ…！待っ…」
後ろから泣きそうな声が聞こえてくる。
…やっぱり、俺は智に弱い。
俺は立ち止まると、振り向いて、
二「…何。」
と、不機嫌そうな顔で言った。
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ERIKA(プロフ) - あおさん» そんなこと言ってもらえて嬉しいですo(^▽^)oこれからもよろしくお願いします！ (2013年3月21日 21時) (
レス) id: 40a22e7bf9 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ヤバいです・・・大宮最高・・・櫻葉最高・・・/// (2013年3月21日 21時) (レス) id: edb4ace83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ERIKA | 作成日時：2012年1月24日 18時
