(2/24更新)ブルースターの花 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:426 hit

大切にしていきますねページ4

『いま戻りました～』

花『あ、お帰り』

美帆『先輩すみません．．．』

花『気にしないで？悪いのは貴方じゃないから笑』

美帆『．．．』

俺は美帆が帰ってきて気まずくってその場から逃げようとした
でもAはそんな俺を引き留める

『和さん、なにか美帆ちゃんに謝ることあるんじゃないの？』

和也『．．．』

『悪いことしたって分かってるから気まずいんでしょ？』

和也『ごめん．．．』

Aの言ってることは正当で．．．心が痛い

『それだけ？』

和也『ごめん言い過ぎたよ』

美帆『私もごめんなさい』

それだけ言うと俺はその場から離れる
俺を見つめるAの目は真剣で
俺を援護する気は一ミリもないんだって気づいた瞬間とてつもなく怖くなった
いつか俺とAが喧嘩したらこうなってしまうのかな

ー

家に帰ったらAからLINEが入っていた
気は重いけどLINEを開く

A「和、大丈夫？」

和也「うん」

A「美帆ちゃんに何か言われたんでしょ？和が気に障るようなこと」

和也『なにも言われてないよ」

A「嘘。和は何もなしに怒る人じゃないの知ってるもん」

和也「何もないって．．．」

A「和？」

和也「．．．いい年してどこまで子供なんですか？って言われて．．．カッとなった」

A「痛いところつかれちゃったのね、美帆ちゃんに」

和也「ごめん．．．」

A「そんなことだろうとは思ってたけど笑でも、和はちゃんと分かってるんだからいいんじゃないの？いまから治していけば」

和也「うん．．．」