(2/24更新)ブルースターの花 (ページ3)

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『和さんは接しててわかると思うけどあの通りわがままだから、言い方もキツいしね。』

美帆『．．．』

『きっといま花先輩にこっぴどく叱られてると思うよ笑』

美帆『私にはあの二宮さんの態度がなんであんなに起伏が激しいんだかわからないんです．．．先輩たちと話してるときは楽しそうだし口調も柔らかいのに．．．』

『まだ和さんも美帆ちゃんに心開けてないんじゃないかな？』

美帆『心を開けてない？』

『うん。和さんね、私が思うに怖がりで臆病だと思うの。』

美帆『臆病．．．』

『人と深くかかわるのが苦手で．．．だからあぁやって強く言っちゃうんだと思うの。和さんは一歩を踏み出すのが怖いんだと私は思ってる』

美帆『．．．私二宮さんのこと外見だけで判断してたかも．．．』

『そろそろ帰ろっか？』

美帆『はい．．．』

それから私は美帆ちゃんを連れてメイクルームに

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花『二宮．．．なんで女の子相手にあんなこと．．．』

和也『だからカッとなったんだよ．．．』

花『それだけ？』

和也『それだけ．．．』

花『まったく．．．あんた何歳よ。いい年して年下いびらないの。また辞めちゃうわよ？』

和也『．．．』

潤『美帆ちゃん、Aちゃんと同じように夜残って練習してたよ』

翔『そうなの？』

智『知らなかった．．．』

花『私も見たことあるわ』

和也『ごめん．．．』

翔『Aちゃんと比べるのはよくないよ、まだ美帆ちゃん入って一年も経ってないんだからさ』

和也『．．．だから悪かったって．．．』

花『いまAが美帆のところ行ってるから帰ってきたらちゃんと謝りなさいよ？』

和也『わかった』

ー