家出少女の行方 ページ5
そういうとおにぃは私をソファーに力任せに押し倒した
背中が痛い
『――っ、おにぃやめて！苦しい．．．』
おにぃの力に敵う訳もなくって私はされるがまま
思いっきり首を絞められて呼吸ができない
そう思ったら翔くんの声が聞こえてきて私はおにぃの手から解放される
翔くんと智くんが家にやってきておにぃは少し驚いた顔をした
私はいきなり起こったことに動揺を隠せなくっておにぃに暴言を吐いて家を飛び出した
智くんが落ち着こうって言って追いかけてきたけどいまはそんな声さえも聞こえない
智くんに放っておいてって言って外の街に出た
夜風が冷たくてもう秋なんだなって思う
勢いに任せて家を出てきたけど、どこに行こう
こんな時間じゃみんなもう寝てるしな．．．
ふと頭に浮かんだ場所が１つ。あそこなら朝まで多分誰も来ない
それならあそこに行こう大好きな人に逢いに．．．
そっと自分のポケットに入れてあった紙を取り出す
おにぃ宛に送られてきた手紙だったんだけど送り主の名前を見て、私は手紙を読もうと思った。
だって送り主はみさのお母さんからだったから
中にはお礼の言葉と共にみさが眠っているお墓の住所が書かれていて
落ち着いたら１度Aちゃんを連れてきてくださいと書かれていた。
おにぃは私に見せたくなかったのか見せるタイミングがなかったのかどう見せていいか迷っていたのか放置されていて、そっと手紙に書かれているみさのお墓の住所だけ書き留めて手紙を戻した。
ーー
お兄ちゃんと私について重要なお知らせを掲載しています。
必ず確認してください
該当記事は以下になります
２０２１．２/１５の記事
今後の更新について書いてあるので必ずお読みください。
更新状況やお知らせはこちらから↓↓↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/arashi057190
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 207人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しーちゃん(プロフ) - 更新待ってます (2017年2月11日 15時) (
レス) id: 1716dacd24 (このIDを非表示/違反報告)
詩穂 - ニノが風邪ひいて寝込んでしまうのが見たいです、構成上難しいとは思いますけどお願いします (2017年2月1日 16時) (レス) id: 1716dacd24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にのかず
| 作成日時：2016年11月4日 17時
