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その手が大好きで ページ7

晋太郎『てことで、このまま遊びに行く訳にも行かないしとりあえずどっかでAの服買おう、それと俺も暖かいのが欲しい！栃木寒い！！』









晋一郎『遊びってどこ行くんですか．．．』









晋太郎『それはAに聞こう！』









晋一郎『全任せじゃないですか(笑)』









晋太郎『地元の人が１番詳しいからね』









晋一郎『まあそうですね』









それから俺らはホテルに戻るとAは既に起きてた。
出掛ける前に浅沼さんを迎えに行ってくるって置手紙をしておいたから１人でも平気だったみたい。









晋太郎『Aおはよう〜』









『わっ、浅くんっ！』









晋太郎『頑張ったね、偉かった。もう大丈夫だよ、ヨシヨシ』









なんて言って頭をワシャワシャするから思わず"私は犬じゃないよ〜"って言ったら浅くんは"犬なら俺ん家に連れて帰ってる"って笑った。
本当に来るなんて思ってなかったからちょっと嬉しかったけど昨日の今日で少し顔を合わせずらかったのもあった。
だけど浅くんは相変わらずで、それが私を安心させてくれた
大丈夫だ、この人達は絶対に変わらない．．．。
だけど私の顔を見て傷だらけの私を見て、悲しそうにでも大切そうに私を抱き締めてくれるから泣きたくなる。
私が兄のことで傷付く度、浅くんは．．．お兄さんはもっと傷付いて悲しそうな顔をするから
その度にどうしようもない感覚に襲われる









『ごめんなさい．．．』









晋太郎『大丈夫、何も謝ることはないから』









『──っ』









晋太郎『こんなに綺麗な顔と心を傷付けるなんて本当に許せないよ。俺の大切な子なのに』









『浅くん．．．』









晋太郎『怖かったね、もう大丈夫だから。神尾くんと俺と一緒に帰ろう』









『うん』

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haichu0212(プロフ) - 本日知り、Part1から全て読まさせていただきました。すごく面白かったです。私も二宮担で神尾さんも推しているので嵐話が出てきたところは、すごく嬉しかったです!!!!これからも更新楽しみにしております！ (2021年8月1日 22時) (レス) id: 2f1fa5e2c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：にのかず(ぱある) | 作成日時：2021年6月27日 18時

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