浅沼さんの言葉 ページ50
拓也『神尾さんっ！』
晋太郎『神尾くん！』
航『神尾さん！』
晋一郎『みんな．．．』
拓也『Aちゃんは？？』
晋一郎『ダメかも知れない．．．』
晋太郎『ダメって．．．？』
航『神尾さん．．．？』
晋一郎『守りきれなかった．．．』
晋太郎『神尾くんのせいじゃないから、な？』
晋一郎『でもっ．．．！俺が傍に居たのに何も、本当に何も出来なくて．．．』
晋太郎『神尾くん、気持ちは分かるよ。でもあの人は普通の人じゃない、それは分かるでしょ？』
晋一郎『．．．』
晋太郎『もし神尾くんがAちゃんを助けようと無理をして２人共大きな怪我をしたらどうするの？Aちゃんもファンの子も悲しむんだよ？』
晋一郎『それは．．．』
晋太郎『神尾くんは悪くない。悪いのはいつまでも変わらないあの人だから』
救急治療室の前でAを待ってる間
不意に昔、君が好きだと言ってた曲をまた思い出した
ハンバートハンバートのおなじ話
いつも何かいいことがあると歌ってたんだ
でも彼女は言ってた、この曲は聴く人によって意味が違って来るんだって
Aは大切な人との永遠の別れを表現しているんじゃないかって言ってた
先にこの世を去ることになってしまった女性と残される男性の話。
どこにいるの？と男性が聞くと必ず彼女は彼の問いに答える
でもそれが次第に変わって「でも行かなくちゃ」と彼女が切り出すんだ、彼はもう一度彼女に"話をしようと"と問いかける。
でも彼女はその問に答えることはなく彼を見つめ泣きながら笑う。Aはここにストーリーを自分なりに作り出してた。
Aはこの曲は１人残されてしまう彼が淋しくないように彼女が考えた末に出した傍に居るよのサインだって教えてくれた。
愛する人同士が引き離されてしまうことは悲しいことだって、でもそれは誰にでもいつか訪れることで先に旅立ってしまう彼女も先に彼女を旅立たせてしまう彼もお互い離れたくない想いがあるからこそ、泣きながらも最後は"幸せだった"と笑うんじゃないかって。
大切な人との永遠の別れを経験しているAだからこそ、そういう感性で曲のストーリー性を感じ取ったのかも知れない。
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haichu0212(プロフ) - 本日知り、Part1から全て読まさせていただきました。すごく面白かったです。私も二宮担で神尾さんも推しているので嵐話が出てきたところは、すごく嬉しかったです!!!!これからも更新楽しみにしております！ (2021年8月1日 22時) (
レス) id: 2f1fa5e2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのかず(ぱある)
| 作成日時：2021年6月27日 18時
