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私と浅くんは似てる ページ16

『んっ．．．』









晋一郎『目、覚めた？』









『おにーさん．．．』









晋一郎『大丈夫だよ、浅沼さん家だから』









『浅くんの家．．．？』









晋太郎『あ、Aちゃん起きた？いまココア作ったから一緒にどう？』









『飲む．．．』









目が覚めたら見知らぬ天井があって一瞬怖くなったけど直ぐに聞き慣れた優しい声が聞こえてきてここが浅くんの家だって事を知る。
私、安心して倒れたんだ．．．
お兄さん、ずっと傍に居てくれたのかな
浅くんもずっと心配してくれてたのかな









晋太郎『はいどうぞ。熱いから気を付けてね』









『ありがとう．．．』









それからココアを飲んで落ち着いた頃、ふと写真に目が行った。
この人、誰だろう．．．









『ねぇ、浅くん。その写真は誰？』









晋太郎『あぁ、これは俺の父さんだよ。』









『浅くんのお父さん．．．』









晋太郎『そう、かっこいいでしょ。』









『うん、かっこいい！』









晋太郎『父さん、かっこいいってさ。良かったね。』









『お父さんは？』









晋太郎『もう居ないんだ。俺が子どもの頃に亡くなったから』









『──っ、ごめんなさい．．．』









晋太郎『気にしないで、もう何年も前だから』









『でも浅くんにとっては忘れられないことだから』









晋太郎『優しいね』









『優しいのかな．．．。ただ、忘れられない感情とか悔しい感情は凄く分かるから』









晋太郎『ありがとう』

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haichu0212(プロフ) - 本日知り、Part1から全て読まさせていただきました。すごく面白かったです。私も二宮担で神尾さんも推しているので嵐話が出てきたところは、すごく嬉しかったです!!!!これからも更新楽しみにしております！ (2021年8月1日 22時) (レス) id: 2f1fa5e2c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：にのかず(ぱある) | 作成日時：2021年6月27日 18時

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