俺らができることを ページ6
晋一郎『本当にいいんですか?』
晋太郎『もちろんだよ、断る理由もない』
晋一郎『ありがとうございます。実は俺からもお願いしようとしてたんですよ、2人にも彼女の友達になって彼女を助けて貰えないかなって』
航『僕ら考えること似てきましたね』
晋一郎『そうだね』
Aちゃんのこと、ちゃんと2人は考えてくれてて自分達なりの答えを見つけてくれてた
それは俺にとってもきっと彼女にとっても嬉しい事で心強かった。
俺に出来ることは限られてる
でも、人が増えれば出来ることも増えるから
1人でダメなら2人で頑張ればいい、2人でダメなら3人で立ち向かえばいい
3人でもダメなら4人で...そうやって越えていこう。
どんな壁だって、どんな困難な状況だって
もう1人じゃないからね
ーーー
それからあっという間にクリスマスイブはやってくる。
少し慣れ始めてたこの2人暮らし
相変わらず2人で住むには少し狭いけど引越しはもう少し先かな...
俺の仕事もありがたい事に忙しくさせて貰ってて新しい場所をまだ探せてないから。
晋一郎『今日少し遅くなると思う』
『イブだもんね。頑張って』
晋一郎『帰りにケーキ買ってくるから』
『ケーキ?』
晋一郎『クリスマスのお祝い、ちゃんとしよう?』
『ふふ、クリスマスケーキなんて久しぶりだな...。楽しみにしてるね?』
晋一郎『どんなケーキがいい?』
『んー、お兄さんのおススメ!』
晋一郎『分かった。寒いから外出る時は暖かい格好して出るんだよ』
『分かってます。最近お兄さん私の事心配し過ぎ』
晋一郎『心配くらいさせてよ、実際心配なんだから』
『ふふ、心配掛けない様に頑張ります』
晋一郎『行ってくるね』
『うん、行ってらっしゃい』
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ぱある(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» 大好きと言っていただけて嬉しいです! (2020年10月28日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お久しぶりです!この作品、大好きでいつも楽しく読ませていただいています!むりせずにのかずさんのペースで頑張ってください、私は気長に待ってます! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にのかず(ぱある) | 作成日時:2020年10月5日 13時