幸せをカタチに残したくて ページ37
航『僕はみんなが撮れればそれで充分で...』
晋一郎『誰かにお願いしようよ』
航『あぁ、その前に1枚だけ!1枚だけ鳥居の前で撮らせてください!』
晋太郎『相変わらず写真だけは譲らないよね(笑)』
航side
なんて言いながらも僕の我が儘に付き合ってくれるみんな
相変わらず優しいよね。
Aちゃんと出会ってAちゃんの話を聞いて、僕は僕にできることをしようと決めた
その僕に出来ることのひとつがこれだった
Aちゃんの写真を撮る
いままでたくさん頑張ってきたAちゃんだからこそいまは幸せな時をカメラに収めておきたくって。
その写真を撮るのは誰でもない僕でありたくって
僕の覗くファインダー越しに君が笑う姿を残しておきたくって
これからたくさん彼女の笑顔を、人生を写して行きたいって思った。
飾らない姿を、ありのままの等身大のAちゃんの姿を
僕の撮影が終わってから浅沼さんが近くの人に声を掛けてくれた
気の良さそうな老夫婦、仲睦まじい姿が心を温かくしてくれる
晋太郎『すいません、1枚撮ってもらってもいいですか?』
おばあさん『えぇ、もちろん』
おじいさん『ばあさん、大丈夫かい?』
航『ここを押してもらえれば大丈夫です!』
おじいさん『ばあさん、ここを押すらしい』
おばあさん『ここね、分かったわ。さあ並んで』
おばあさんの声に僕らは4人固まって鳥居の前に並ぶ
おばあさんの優しい声に心地よさを感じながら写真を撮ってもらった
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ぱある(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» 大好きと言っていただけて嬉しいです! (2020年10月28日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お久しぶりです!この作品、大好きでいつも楽しく読ませていただいています!むりせずにのかずさんのペースで頑張ってください、私は気長に待ってます! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にのかず(ぱある) | 作成日時:2020年10月5日 13時