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あの日のことは内緒で ページ36

晋太郎『なんかあった?』









晋一郎『A、むちゃくちゃ酒弱いんですよ。イブ大変だったんです(笑)』









『あれはお兄さんが度数高いの作るからだよ...』









航『じゃあ僕らだけで...』









『ねぇ、駒ちゃん!私絶対酔わないもん』









晋太郎『でも甘酒って度数低いけどお酒弱い子は酔っちゃうよ?』









『えぇ、ダメ?』









晋一郎『ちょっとならいいか...。でも本当にちょっとだけだぞ。酔うとすぐ寝落ちるんだから』









『ふふ、了解しました!』









それから甘酒を浅くんと駒ちゃんが貰いに行ってくれてみんなと一緒に甘酒を飲んだ
実は甘酒、あんまり得意じゃないんだ。
だけどお兄さん達とちょっとでも思い出増やしたくって少しだけ背伸びした
でもその日飲んだ甘酒は前に飲んだ時よりも美味しく感じた。
それと不意にお兄さんが私のことを呼び捨てにしてくれてちょっとだけ近付けた感じがして嬉しかった
その後みんなで屋台の食べ物を買ったりしてお腹を満たしていく
人が多いけどみんなも一緒だし純粋に楽しいって思ってた。
時おり駒ちゃんが持ってきたカメラで私達を撮ってくれてて少しだけ幼い頃の家族の姿を思い出した
あの頃もお父さんは私の写真をたくさん撮ってくれてた。
兄のことで家を出たけどお父さんには感謝してるし申し訳なく思ってる
もちろんあの日のことは父にだって責任はあるし兄を庇ったことはいまでも許せない
中立の立場に立ってくれなかったことはいまでも悔しい。
でも、だからと言って父親を嫌いに慣れる訳もなくって少しだけモヤモヤした気持ちが心に残る









航『鳥居の前で1枚いいですか?』









『ねぇ、駒ちゃんも一緒に撮ろうよ!』









航『いや僕は...』









晋太郎『そうだよ。せっかくみんなで来てるのに俺らばっか撮ってるじゃん』

幸せをカタチに残したくて→←今年の運勢は



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ぱある(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» 大好きと言っていただけて嬉しいです! (2020年10月28日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お久しぶりです!この作品、大好きでいつも楽しく読ませていただいています!むりせずにのかずさんのペースで頑張ってください、私は気長に待ってます! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にのかず(ぱある) | 作成日時:2020年10月5日 13時

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