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君の靴に魔法を ページ20

『パンプスだ．．．！』









晋一郎『気に入ってくれた？』









『すごく可愛い！でもどうして．．．？』









晋一郎『靴、いま履いてるスニーカーしか持って来なかったでしょ』









『それは．．．』









晋一郎『女の子なのにスニーカー１足なんてこれから困るでしょ？』









『でも必要になったら安いの買えば．．．』









晋一郎『ダメ。せっかく可愛い服がたくさんあるのに足元が輝いてなかったら１日楽しく過ごせないよ』









『そうだけど．．．』









晋一郎『靴も遠慮して持って来なかったの知ってるんだよ』









『お兄さん怖い．．．本当に私の事なんでも知ってる(笑)』









晋一郎『いずれはお兄ちゃんになろうと思ってるからね』









『ふふ、私のお兄ちゃんになったらお兄さんは大変だよ』









晋一郎『それでもAちゃんのお兄ちゃんになれるなら俺は喜んでお兄ちゃんに立候補するよ』









『なんでそんなにお兄ちゃんに拘るの？』









晋一郎『なんでだろうね？さあ履いてごらん』









『私、足大きいよー？ちゃんと入る？』









晋一郎『大丈夫。ちゃんと魔法掛けといたから！』









『お兄さん魔法使いだったの？(笑)』









なんて言って靴を履くと本当に私の足にピッタリで思わずお兄さんをジッと見つめてしまう
お兄さんの大きな瞳が私を見つめて吸い込まれてしまいそう









晋一郎『どう？』









『ピッタリ．．．』









晋一郎『それはよかった』









『え、なんで？？私のサイズなんで知ってるの？』









晋一郎『秘密』









『教えてよー！』









晋一郎『嫌だよ』









『意地悪ー！』









晋一郎『はは、そうだもうひとつだけ靴に魔法掛けてあげるよ』









『どんな魔法？』









晋一郎『この靴がAちゃんを素敵な場所へ連れてってくれますようにって』









『素敵な場所？』

こんな日だから→←私に似合うからと



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ぱある(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» 大好きと言っていただけて嬉しいです！ (2020年10月28日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
 豪炎寺修也推し - お久しぶりです！この作品、大好きでいつも楽しく読ませていただいています！むりせずにのかずさんのペースで頑張ってください、私は気長に待ってます！ (2020年10月21日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：にのかず(ぱある) | 作成日時：2020年10月5日 13時

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