特別な靴を ページ12
そう言われて店員さんに連れられその靴がある場所まで
綺麗な靴が並ぶ中ひときわ輝きを放つ靴
いや、俺がそう見えてるだけかもしれないけどとてもその靴は綺麗に見える。
それを履いて外を歩く彼女を想像して少しだけ幸せな気分になった
以前このお店に来た時、アタフタしてる俺を見て声を掛けてくれた店員さん。
その店員さんに色々質問してアドバイスを貰って"彼女さんのイメージに合うもの、というよりかは彼女がその靴を履いた時の姿を想像してあげてください。そうすると自然と靴があなたと引き合わせてくれますよ"って言われてそれで見つけたのが今回Aちゃんの為にプレゼントしたいと思った靴だった。
晋一郎『やっぱりこの靴似合うなぁ...』
店員『いいものに出会えたんですね。お色はどれをご希望ですか?』
晋一郎『赤がいいかなって思ってるんですけど派手ですかね、』
店員『派手じゃないと思いますよ?足元を綺麗に彩ってくれると思います』
晋一郎『じゃあ赤でお願いします』
店員『サイズはどうなさいますか?』
晋一郎『24.5ってありますか?』
店員『24.5ですね。いまお探しします』
晋一郎『ありがとうございます』
それからすぐに店員さんがAちゃんに合う靴のサイズを探してくれた。
あるといいけど人気の靴みたいだし今日は俺だけじゃなくってみんなにとっても大切な日だからもしかしたら誰かの元に行ってしまってるかも知れない
店員『24...、あ!ありました!!』
晋一郎『本当ですか?』
店員『ギリギリセーフです!最後の一足でした!』
晋一郎『あぁ、よかった...』
店員『きっと喜びますね』
晋一郎『そうですね』
店員『いまお包みしますね』
晋一郎『お願いします』
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ぱある(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» 大好きと言っていただけて嬉しいです! (2020年10月28日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お久しぶりです!この作品、大好きでいつも楽しく読ませていただいています!むりせずにのかずさんのペースで頑張ってください、私は気長に待ってます! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にのかず(ぱある) | 作成日時:2020年10月5日 13時