星が瞬く一日 ページ14
和也『どうした？』
『にぃ、すごい．．．！』
和也『なにが？』
『おそらがひかってるよ！！』
和也『空？』
Aに言われて見上げた夜空にはたくさんの流星群が流れていた
こういうことだったのか
和也『すげぇー．．．』
『すごい．．．』
俺もAはあまり言葉は発しないまま、たた夜空に瞬く星々を眺め続ける
暫く空なんてゆっくり眺めてなんかいなかったから物凄く綺麗に感じるし心が浄化されてく気がする
Aが居なかったらこんな綺麗な空を見ることすらできなかったのかも
Aが生まれてから俺の世界に色が増えた
俺の世界にはいつもAが居て、Aが俺を知らない世界へ連れて行ってくれる
『にぃおほしさま．．．！』
和也『ん？』
『おほしさまとって！』
和也『んふっ、お星さまはね取れないんだよ？』
『なんで？』
和也『お星さまは本当はずっとずっと遠くにあるんだよ、だから俺らがいくら手を伸ばしても届かないの』
『そうなんだ．．．』
和也『お星さま好き？』
『うんっ！』
笑顔で俺の手をぎゅっと握ったAの嬉しそうな顔を見てAの我が儘を聞いてやって良かったって思う
これ、相葉さんも居たらよかったのに。絶対喜んだだろうな
暫く２人で流星群を見てから俺らは病室に戻る
Aは流星群を見れたから満足してくれたのかすんなり眠ってくれた
Aが熟睡したのを確認して俺は家に
次の日、みんなに昨日の流星群の話をしたら昨日がちょうど流星群の巨大日だったって翔ちゃんが教えてくれた
Aはきっとそれを知ってたんだな
だから普段夜中に外に出たりしないのに昨日は見たくって俺を連れ出した
おかげでいいものが見れたから今回はAに感謝かな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しほほん(プロフ) - ぱあるさん» あっ、大丈夫です。内容をちょっと長めに書いて欲しいです (2018年11月23日 14時) (
レス) id: 98a054fa16 (このIDを非表示/違反報告)
ぱある(プロフ) - しほほんさん» リクエストありがとうございます。以前にもリクエストで二宮くんが体調が悪くなるというお話を書かせていただいたのですがそのような形で大丈夫ですか？ (2018年11月22日 21時) (レス) id: 25b2e5df3c (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - リクエストしてもいいですか？ニノが体調悪くなってしまうのが見たいです (2018年11月21日 15時) (レス) id: 98a054fa16 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 続き楽しみです。 (2018年11月18日 21時) (レス) id: 53269fcb11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にのかず(ぱある)
| 作成日時：2018年9月17日 12時
