(6/14更新)君に届けPart5 (ページ22)

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家族四人でのお揃いページ22

それから四人でお揃いのものを買った
拓也さんと潤さんは原色に近い黄色と紫のアクセサリー
私と浩史さんは淡いオレンジと紫
浩史さんはあんまり乗り気じゃなかったけれど
潤さんが少し強引にお揃いを強制して結局最後は折れていた
潤さんって強引だよね
いつもじゃないけど
でも、兄妹でお揃いのモノを付けたことがなかったからちょっと新鮮で嬉しかった

色んなお店を見て回ってから
少しお腹が空いてカフェに立ち寄った
ハンバーガーのお店らしいんだけど、雰囲気がすごくいい

『わぁ、どれも大きい！』

潤『このサイズなら二人で一つで充分だな』

拓也『僕、タンドリーチキンの食べたい！』

浩史『俺、野菜多めがいい』

『あ！私もそれがいいです。お肉だと多分食べきれないので．．．』

潤『んじゃ、俺と拓がチキンで浩とAちゃんは野菜だね』

『はい！』

それから潤さんが注文をしに行って私達は席を探しに
海が見えるお店だったから窓際の席を選んだ
それから潤さんが注文したモノを持って席についた

拓也『美味しそう！』

浩史『確かに美味しそう』

『わぁ．．．すごい！あの、写真取ってもいいですか？』

拓也『いいよ！』

『ありがとうございます！』

それから私は何枚か写真を撮る
拓也さんや浩史さん潤さんの写真なんかも一緒に

潤『写真撮るってやっぱり今どきの女の子だね～』

『そうですか？』

潤『男は色気より食い気だし』

『ふふ、確かにそうかもしれませんね！でも、記念ですから』

それからみんなで大きなハンバーガーを頬張る
海風を感じながら食べるハンバーガーはちょっといつもと違った味がした