(6/14更新)君に届けPart5 (ページ16)

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飛行機は苦手？ページ16

空港に着いて翔さん組と合流
潤さんは相変わらず私に構ってくるからそんな彼を軽くかわす

潤『相変わらず酷いね～』

『別に酷くありません』

潤『可愛くないな～』

『別に潤さんに可愛いとか思われなくても大丈夫です』

潤『なんだよ～』

そんなこと言いながらも結局潤さんに構ってしまう私
何だかんだで潤さんとは持ちつ持たれづみたいな関係を保ってる

翔さんの声で私達は搭乗口を抜けて機内に
翔さんと潤さん
渉さんと裕貴さん
和也さんと拓也さん
そして私と浩史さんが一緒に座ることに
和也さんが少し機嫌が悪そうだけど昨日帰りが遅かったと翔さんから聞いて納得した
睡眠時間の問題

機内アナウンスが聞こえてきて飛行機が離陸する
身体がふわっとする感覚に少しの恐怖を覚えた
あれ、もしかして私って飛行機苦手？
この感じすごく嫌だ、、、

浩史『どうかした？』

『え？』

浩史『なんか険しい顔してたけど...』

『あぁ、大丈夫です。』

浩史『本当に？』

『ちょっと離陸が怖かっただけで』

浩史『あぁ、ふわってする感覚苦手なんだね』

『みたいです』

浩史『飛行機は初めて？』

『一度母と乗ったことはあるんですけどあんまり覚えてなくって...』

浩史『そっか。』

ーー

目的地について飛行機を降りるとすごい人が
さすがに夏休み中だから利用者多いな
すぐに迷子になってしまいそう

翔さんを先頭に荷物を取りに向かう
無事に荷物を受け取ってみんなの元に行こうと顔をあげたらさっきまで私の傍に居たはずのみんなが何処にも居なくって呆然とする
嘘...私もうすでに迷子？
と、とりあえず連絡しなきゃ...
ってここ海外だから通信料かなりかかっちゃう
どうしよう
もうなんでこうなっちゃうの

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