君のために（ARS） (ページ1)

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私の名前は岸野A。

私は親がいない

私が3歳のときに親に捨てられた。

理由は、たぶん声が出ないのと音が聞こえないから・・・・

まぁ、私の勝手な想像だけど・・・・・・

今は、16歳の高校1年。

ちゃんと高校に通ってたんだけど、最近いじめみたいのが始まっていて、高校には行っていない。

最近は、外に出て、町をブラブラしている。

ﾄﾞﾝ

あっ誰かとぶつかっちゃった。

私は頭をさげた。

でも、たぶん相手は怒っている。

何を言ってるかは分からないけど顔の表情から分かる。

ぶつかった人は男の人で今私を殴ろうと手をあげた。

私は反射的に目をつぶった。

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あれ？殴られない・・・

私は目をあけた。

そしたら、知らない男の人が殴ろうとしていた人の手を止めていた。

殴ろうとしていた人は私を助けてくれた人と話してどっか行ってしまった。

助けてくれた人は私の方を向いて何かしゃべっている。

私は、鞄から紙とペンを出して、(ありがとうございます。)と書いて男の人に見せた。

そしたら、男の人が私の持っていた紙とペンをとって(どういたしまして。)と書いて私に見せてきた。

私は、男の人に一礼して家に帰った。