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涼介side


ガコンッという音と共に出てきた缶のホットカフェラテ。




ゆーてぃーは俺の後で缶コーヒーを買って、近くの椅子に2人で座った。







裕「んで?ヤマは何に悩んでるの」





コーヒーを飲んで、ゆーてぃーは俺の方を向いた。






涼「………何でか分かんないんだよ、」





え?と聞くゆーてぃーに、俺は




涼「さっきのAと圭人見てるとモヤモヤすんだよ、」




と言った。





正直、この気持ちが何なのか薄々気付いてはいるんだ。




でも、それを認めたくなくて。



認めたら、何か恥ずかしいなって。




だからゆーてぃーに聞いてみたんだ。






するとゆーてぃーは大きな声で笑った。






涼「……何だよ、」





俺の気も知らないで……と思いながらゆーてぃーの方を見ると、






裕「いや、ヤマも嫉妬するんだなぁって」




と、笑いすぎて滲んだ涙を拭いながら言った。







涼「え、」






裕「だってさ、」





深呼吸を1つして。







裕「そんだけAの事が好きだってことでしょ?




好きだから、自分より仲良くしてる圭人に嫉妬する。


好きだから、そのせいでモヤモヤする」






でしょ?と、俺の方を見るゆーてぃー。








涼「そう……なのかもな、」








俺はそう言って、椅子から立ち上がって缶を自販機の隣のゴミ箱に捨てた。






涼「ありがと、ゆーてぃー。




……嫉妬とか恥ずいな、俺(笑)」







ふっ、と笑った俺の肩を、ゆーてぃーはポン、と叩いて、






裕「好きな人がいるなら当たり前だよ」






と、笑ってくれた。

紅一点のヤキモチ。→←涼介のヤキモチ。



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作品ジャンル:タレント
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mizu - 2が良いです! (2017年8月19日 20時) (レス) id: c1061d84d7 (このIDを非表示/違反報告)
涼介くん 愛ing(プロフ) - 2番がいいです!!! (2017年5月31日 23時) (レス) id: 79f8666bcb (このIDを非表示/違反報告)
もも - 2がいいです (2017年3月26日 19時) (レス) id: a892ccb3ae (このIDを非表示/違反報告)
山田 苺【JUMPLove】 - 1ばんがいいです! (2017年2月19日 16時) (レス) id: 51050fc286 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - 1ばんがいいです! (2017年2月19日 2時) (レス) id: b882b35873 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩花 | 作成日時:2016年10月23日 23時

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