JUMPに癒し系女子がいる件。part 3

紅一点とスケジュール帳。 ページ24

Aside


「ん〜……」





今日はお仕事が夕方からなので、昼過ぎからスタジオの周辺を1人で散歩。






途中で雑貨屋さんを見つけたので、入ってみたらすごく可愛いものばかりで。






「あ…これもいいな、でもこっちも……」






私はそこで、来年使うスケジュール帳を物色中。






今の私ぐらいの世代だったら、スマホで全部スケジュール管理しちゃうんだろうな、と思いながら。





……私はスマホで管理したら途中で面倒になって管理できなくなっちゃう、なんて、絶対みんなには言えない(笑)








1人でクスッと笑って、また物色を再開する。





「あ、これ可愛い……」






そこで何かに引き寄せられるように見つけたのは、



デニム生地っぽい表紙に、白のレースがあしらわれたもの。








「何これ、可愛すぎる……」





今年使ってたスケジュール帳は黒の表紙でちょっとカッコいい系だったから、来年はこれぐらい可愛くてもいいよね。







そう思った私は、そのスケジュール帳を手に取って、レジに向かった。

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