JUMPに癒し系女子がいる件。part 2

紅一点とWEST。 ページ35

Aside


こないだの風邪騒動(そこまで大事じゃない)から数日。




今日はみんなと雑誌の撮影。





「おはよぉ」




楽屋のドアを開けて、中に入る。





侑「おはよ、A」




「ゆーり、おはよ」




楽屋には、ゲームをするゆーりしかいなかった。




ゆーりの向かいに座って、スマホを出す。




集合時間にはまだ早かったようだ。






「飲み物買いに行ってくるね！





ついでにちょっとウロウロしてくる、」







いってらっしゃーい、というゆーりの声を背中に、私は楽屋を出た。









「〜♪」






撮影で使う予定のセットは見たくないと思ってたから、




あえてそこを避けて、スタジオ内をぶらぶら。







スマホを見ると、集合の1時間前になっていたから、そろそろ楽屋に戻ろうと踵を返したその時。






？「あれ、Aちゃん？」





関西独特の訛りが聞こえた。

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