君が好き【ARS】 Part１

＃９　　自己紹介 ページ10

翔side

Ｍ「何してんすか｡」

２年生が３人入ってきた。


Ｓ「あぁ、役員？」

Ｍ「そーです｡」

３人共俺の膝の上のリーダーを見てる。


Ａ「俺も、俺もー！ニノぉ､松じゅーん､足貸してー！」

Ｍ「絶対やだ。」

Ｎ「イヤです。」


あれ…

こいつ…

朝の奴だよな…？


Ａ「えーいいじゃーん！」


智くんが朝の奴に目を向けてる。

智くんも気付いたっぽい。


Ｓ「えー、２年生席ついて。」

それぞれ席につく。


Ｓ「リーダーも降りて？」

リーダーは俺の隣に座り直した。


ツンツン

リーダーが俺を肘でつつく。


す・す・め・て


口パクでリーダーが伝えてきた。


Ｓ「では、山風祭パフォーマンスチーム実行委員の役員会を始めます」

そう、俺らはただの役員ではなくパフォーマンスチームだ。

まぁ文化祭の盛り上げ役みたいなもの。


Ｏ「じゃー、自己紹介を」

で良いよね？と智くんの目が聞いてくる。

俺がコクンと頷くと智くんが端の子に合図する。


Ａ「えっと、２年３組の相葉雅紀でーすっ！」

Ｍ「同じく２年３組の松本潤です。」

Ｎ「んーと、２年３組の二宮和也…です」

朝の奴は二宮と言うらしい｡

二宮と言う子はﾍﾟｺｯと頭を下げて座った。


Ｏ「３年１組ー。大野智ですぅ。」

Ｓ「大野と同じく、３年１組の櫻井翔です。」


リーダーは俺にだけ聞こえる声で
「眠い…」と言うと小さくあくびした｡

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