君が好き【ARS】 Part１

＃２７　でれでれおじさん ページ28

和也side

おじさんは硬直していた。

突っ立ったまんま

1ミリも動かないｗ


そーいえばなんで半裸？？

Ｎ「なぜ！？」

Ｓ「ん？」

軽く首を傾げる翔さん。


誰も答えないからか

勝手に一人で喋りはじめた。

Ｓ「あ、勝手に風呂借りたよー」

風呂…

ダメよ、自分の破壊力知らないな彼は。


Ｓ「あのさ、ケチャップ俺に書かせて」

ON「「………………」」

Ｓ「風呂ん中で良い事思いついちゃったもんだからさー
　書かれる前に出なきゃと思って慌てて風呂出てきたんだよねー
　まだ書いてなくて良かったー」

あ、それで裸ですか。


Ｓ「良い？」

大野さんは答えない…

てか答えられないだろうから俺が。

Ｎ「うん、良いよ。」

Ｓ「じゃ、書くねー」

冷蔵庫を漁る翔さん。

自然と俺らに背を向けるようになる


筋肉質で細くて綺麗。

背中もスーッと背骨が通っていて…


大野さん！？

ガン見してんじゃねぇよ！

…………俺もしてるけど

顔赤くしちゃって、壁に手を付けて体重を任せている


おじさん視線の先に目をやると


っっっうわあああぁぁぁぁ

翔さん！？

ダメよ！？

何してんの！！

ケツ見えるから！

腰パンしすぎでしょう！！！

誰でもキュン死によ、それ！



あー、大野さん、大丈夫？

かろうじて立ってるっぽいけど…


Ｓ「んー？どこだ？おーい、ケチャップぅ出てこーい」


スーッと大野さんに近付き、耳打ち

Ｎ「ニヤニヤしすぎです。てか、大丈夫！？」


大野さんの頬に当たって超熱かったからびっくりした

無言で首を縦に振る大野さん。


Ｏ「辞めさせんなよ」

あー、見てたい訳ね。

チッ

辞めさせてやる


Ｎ「翔さん。」

Ｓ「ん？」

探しながら返事。

Ｎ「俺が探しとくから服着てきたら？ｗ」

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い

おじさん！痛いよ！！背中に穴あきそう。

睨みすぎ、鋭すぎるでしょ。


Ｓ「え？」

自分の身体をみる。

服を着ていないことを思い出したらしい。


Ｓ「んー、わかった。書くなよ」

翔さんが着替えに行くと
大野さんは座り込みむ

Ｏ「っっっっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
　………………………………ヤバ」

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