29 翔ちゃんの話 ページ35
雅紀side
翔「風間くん、最後に聞いた声は、女だったんだよね？」
俊「え？……ええ、まあそうですけど。それがどうかしましたか？」
翔「いや、ちょっと、確認しただけ……」
それっきり、翔ちゃんは口を閉ざし、何かを考えているかように目線を動かしていた。
……………何があったんだろう？
翔ちゃんのあんな表情は初めてだった。
といっても、長い間一緒にいたわけじゃないから、初めて見る表情があっても、当たり前のことなのかな？(笑)
でもやっぱり、翔ちゃんにはその表情は似合わない。
いつもの優しい笑顔のほうが、翔ちゃんには似合ってる！
何か思ってることがあれば言ってくれればいいのに………
というわけで、相葉雅紀、話を聞いてみます！
「ねー翔ちゃーん？何考えてんのー？」
翔「………いや、少し、ね？」
「はぁ………翔ちゃん？ちゃんと話して？」
翔「でも、まだまとまってないし、確実じゃないから………」
「まとまってなくても、確実じゃなくても、取りあえず思ったこと全部話してよ？悩んでるのなら気が楽になるし、解決するかもしんないでしょ？」
翔「………………」
「俺たち友達でしょ！？仲間でしょ！？なら、少しは………頼ってもいいんだよ？」
翔「……………そうだね、雅紀の言う通りだよ。ごめん。俺、いつも一人だけで正解を導こうとしてから……」
「これからはちゃんと言ってよ？悩みごとも、楽しいことも！」
翔「………ありがとう、雅紀。やっぱ雅紀は太陽みたいだ」
「何それ(笑)」
翔「さあね？(笑)」
二人でクスクス笑い合った。
俊「あのお、俺のこと忘れてない？」
…………あ、忘れてた☆ﾃﾍｯ
翔「ごめん、風間くん！」
俊「別に慣れてるからいいですけどね……」
「それよりも、話していいよ翔ちゃん」
翔「うん。そんなに大した話じゃないから、楽に聞いてね？」
俺たちが頷くと、翔ちゃんは話し始めた。
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蘭々(プロフ) - 美唯さん、コメントありがとうございます！初めてのコメントで、嬉しいです…(泣)これからも頑張っていきます！よろしくお願いします！！ (2015年5月10日 13時) (
レス) id: 7a80d1c54d (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品を見つけ楽しく読ませていただきました(笑)続き楽しみにしてます(笑) (2015年5月10日 12時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭々 | 作成日時：2015年3月14日 21時
