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048. ページ48

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卒業式が終わった







大毅は外出許可を貰って来てくれて



流星と3人で写真を撮った









青「俺、大学でもダンス続けるから。」

緑「おう。頑張れ」



流星は地元の大学に無事合格して4月から晴れて大学生








青「またいつか一緒に踊ろうな」

緑「勿論」

青「その時は作曲頼んだで大毅」

赤「おう、任せとき!」




夢がひとつひとつ叶えられる

そして、夢がまたひとつひとつ増えていく



こんなにも幸せなことがあるのだろうか







隣では大毅が笑ってて

俺らはいつも横並びで進んでいくんや








.









アメリカへのフライト日


空港にはダンス部と流星、オトンと大毅








緑「行ってきます」

ダンス部に挨拶して、顧問に深く頭を下げる







赤「頑張ってな、たまに電話してや」

緑「おう、勿論。大毅も死んだら許さへんからな」

赤「任せとき!俺トモより長生きするから」





そう言ってニコって笑うその笑顔はほんまに太陽みたい









橙「なんかあったらすぐ連絡してな」

緑「うん、分かった。オトンホンマに有難う
俺、オトンの元に生まれてこれてホンマに良かったで」

橙「…泣かせへんで(笑)」




涙腺が緩いオトンに大毅と2人で笑いながら

やっと築けた

これが俺ら家族の形







緑「大毅。ホンマにありがとう。」

赤「どしたん急に改まって」

緑「大毅が居らな俺にこんな未来は待ってなかっと思うから」

赤「そんなことないと思うで」

緑「…大毅は俺の光やった。俺がどんなに落ち込んでても大毅がその光で辛さを吹き飛ばしてくれる。
そのおかげで俺はここにおるから」

赤「ふふ、俺もやで。俺にとっての光はトモや」






大毅とふたり

今までもこれからもずっと2人で


どちらかに雨が降っている時

どちらかが光となって照らしてあげる

そうすれば虹ができて

俺ら2人で幸せになれるんや








大毅とハグを交し飛行機に乗り込む


流星から送られてきていた写真


家族3人が楽しそうに笑う


そんな写真








携帯のホーム画面にすぐさま設定し

携帯を閉じる






「よし」


自分の、大毅の夢を叶えるための第一歩







俺は大きな野望を胸に


大空へ旅立った









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桐山めぐ(プロフ) - 完結おめでとうございます!それから、素敵な作品に出逢わせてくれてホントにありがとうございます♪何度も泣きました。これからの作品も楽しみにしていますね♪ (2020年7月30日 9時) (レス) id: 0f3a9041d9 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 七星さん» コメントありがとうございます!物語も終盤です。最後までよろしくお願いします!! (2020年6月25日 4時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 続きが気になります!応援してます! (2020年6月19日 18時) (レス) id: 669d995560 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 青ジャス民さん» コメントありがとうございます!物語も佳境を迎えてます。引き続き応援よろしくお願いします(^^♪ (2020年6月3日 18時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
青ジャス民 - 続きがとても気になります!更新頑張ってください (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9a6d1c8bcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:raf. | 作成日時:2020年3月31日 21時

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