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買い物をして家に帰って夕飯を作ってると「たぁ〜いま〜」って優しい声が聞こえた
「いい匂いする〜、お腹すいたなぁ〜〜」ってダイニングから覗いてくる崇裕
「手洗った？」
「あ、まだやった」
そう言って私の隣で手を洗って抱きついてくる
「なぁ〜A？」
「んー？」
「明日休みやろ〜」
「うん」
「いい？」
その一言は彼の夜のお誘い
「うん」
「はぁ〜、今日もAいい匂い」
って首元にキスをひとつ
2人でご飯を食べて片付け手伝ってくれて
一緒にお風呂に入るの
髪を乾かしてると優しくキスで襲ってきて…
お風呂上がりの崇裕はホンマにいい匂いがする
人柄が出るような優しさと水が滴ったセクシーさ
ホンマに大好き
今日は久しぶりのデート
「終わった？行くで〜」
「もうちょっと〜、待って〜」
「ったく、」
車の鍵を手で弄りながら準備の遅い私を待つ崇裕
「お待たせ！」
「おう、可愛い。行くで」
サラッと言ってくれる「可愛い」の言葉がほんまに嬉しい
彼の助手席に乗って出発
「香水つけた？」
「おん。臭い？」
「いや、めっちゃ好きな匂い」
崇裕はデートの時だけ香水をつけてくれる
私が大好きなセクシーで包み込んでくれるような匂い
首に付ける仕草がかっこよすぎて本当は毎日つけて欲しいとか思ってしまうぐらい
車で30分ほど走ってアウトレットに着いた
「これ？俺似合う？」
「おん。めっちゃ似合ってるで」
「そう？なら買おうかな〜」
崇裕も私も買い物を思う存分して
2人でカフェに入る
2人の約束でデートの時は仕事の話をしない
だから、しょうもない話しかしてないけど
そんな日々が、時間がほんまに幸せ
あぁ、私崇裕のこと大好きやなって思わせてくれる
「ちょっと遠回りして帰ろか」って車を運転しながら彼が言う
オレンジ色の空の下着いたのは綺麗な海
子供のようにズボンの裾をまくって海に入る
もういい大人なのに水を掛け合ったり、貝殻を探したり
多分私たちのいい所ってすぐ子供に戻れるところ
日が落ちてヘトヘトになるまで海で遊んで
帰り道に寄った温泉に入って美味しい海鮮料理なんて食べちゃって
充分贅沢してやっと家に帰る
明日は早いからって直ぐにベットに入るのに崇裕はあんまり寝させてくれなくて
でもそれが楽しくて幸せで
彼の温もりを感じながら私は眠りについた
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raf.(プロフ) - あいのすけさん» コメントありがとうございます。最新話更新致しました。これからもよろしくお願いします。 (2020年1月20日 22時) (
レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいのすけ(プロフ) - すごくほっこりしました、素敵な作品ですね！応援してます、更新頑張ってください！ (2019年12月5日 1時) (レス) id: f10e75a825 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます！現在絶賛執筆中ですので少々お待ちください！これからもよろしくお願いします。 (2019年10月16日 8時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 流星君、すっごく良かったです！照史君の作品も楽しみにしています！頑張って下さい。応援しています！ (2019年10月15日 10時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raf.
| 作成日時：2019年10月14日 22時
