はちみつシロップ

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高２の頃私の学校に新しく来た先生


女の子みたいに綺麗で羨ましいくらい大きくて素敵な目をした先生





「Hello！My name is Junta Nakama！！」



全校生徒の前でマイクに向かってそう言った

多分少し変わってる

そんな先生に私は一目惚れした





クラス担任の発表

今日はこのために学校に来てるようなもんやから

みんなソワソワし始める






「2年A組 中間先生」



僅かな歓声がたった





イケメン中間先生が私たちの並ぶ列の前まで歩いてくる

キラキラした先生には到底感じたことも無い華やかなオーラを感じた




私の目の前に立つ


苗字が前の方で良かったと心の底から思った時やった





「よろしくね」


私が見すぎたのか不意にあってしまった目


先生は私に笑ってそう言った





正直倒れそうなくらい嬉しくてキラキラしてて脳内で中間先生に王子様の格好をさせる








始業式が終わりクラスごとに教室に戻る




「ねぇ！今年すごい当たりやない？！」


同じクラスの女子たちは突如現れたイケメン担任に大盛り上がり

男子が軽く引いてるのが見える






((ｶﾞﾗｶﾞﾗ


教室に凄まじいオーラを放ちながら入ってくる先生





「初めまして。中間淳太って言います。よろしくね」



ニコって言うよりかはニヤって笑う感じ

八重歯がチラって見えて目の横にシワができる

スーツが似合いすぎる抜群のスタイル

茶髪でサラサラの栗頭



全部がタイプ






「私、あんなイケメン先生が担任じゃ死ぬかも」

「私も鼻血でそうやった」



学校が終わってからいつも溜まるファストフード店でポテトをつまみながらそんなことを言い合う





「明日からちゃんと化粧してかなきゃな」

「そやな。毎日気合い入れな」




そんな馬鹿な会話をして家に帰る


これからの学校生活ホンマに楽しみ









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