１２． ページ12
．
purple
大毅くんの処置を終えて淳太の仮眠室に向かう
崇「淳太、終わったで」
淳「大毅は！？」
崇「大丈夫。今は安定してる」
やっぱり起きていた淳太
崇「寝ないん？」
淳「寝られへんよ」
崇「そやな…じゃあ行く？綺麗やないかなこの時間は」
淳「行く」
２人で「年取ったな」とか言いながらエレベーターを途中で降り階段で屋上まで向かう
崇「綺麗やな〜」
夜明け前の暗いオレンジ色の空を眺める
淳「…ふぅ〜ダメやな俺。妻の時と何も変わってない」
崇「そーか？」
淳「ホンマにまたこれで照史たちにも迷惑かける」
崇「今大事なのは家族やろ。救命に代わりはいるけど大毅のオトンに代わりはいないんやから」
淳「…そやな……はぁ…ホンマに頭では分かってるんやそんなこと。でも普通でいようと思ってもやっぱり無理なんや」
崇「…そんなもんやろ。家族やからな」
だんだんと太陽が上がってきて澄んだ空気の中ひとつ息を吸う
崇「よし、俺は大毅を治して家族仲も良くする。誓う」
あの時みたいに俺は空に向かって言った
淳「懐かしい…笑
俺は、大毅を笑顔にする」
２人で誓う
晴れた空に向かって
２人だけの誓い
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 669人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
raf.(プロフ) - ママ子さん» 独特な表現でコメントありがとうございます。感動と言うありがたいお言葉を忘れずこれからも書き続けたいと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年8月13日 1時) (
レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - じゅりさん» コメントありがとうございます。返信遅くなりすみません。私の小説がそのように捉えて頂いていること…とても嬉しいです。最後までお読み頂ければと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年8月13日 1時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ママ子 - ッテいうのはうそです。感動しました。 (2019年8月1日 18時) (レス) id: c3785b0f42 (このIDを非表示/違反報告)
ママ子 - ( ﾟДﾟ)ﾊｧ? (2019年8月1日 18時) (レス) id: c3785b0f42 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり - このお話、すごく感動します！特に、濱ちゃんと神ちゃんのシーンです。本当の親子じゃ無いのにお互いがお互いを理解しているようで感動しました。それぞれの家庭、様々な事情があるけれど必死に生きているようで元気をもらいます。これからも更新頑張ってください！ (2019年4月25日 17時) (レス) id: 04861ebd37 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：raf.
| 作成日時：2019年1月4日 3時
