７BAKERY

４２． ページ42

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緑side









紫「智！雨降ってきたから洗濯物取り込んでー！」


緑「わかったー」







ベランダに出ると土砂降りの雨






洗濯物を取り込み時計を見る









赤「流星、遅いな」


緑「うん。心配やわ」






この前の件は結局誰にも言ってへん





あれからも流星はたった一人ぼっちで部活に行ってたみたいやし





やっぱり心配やった









黄「ただいま〜」


「「おかえり〜」」


黄「あれ、流星は？」


赤「それがまだやねん」







日も落ちて辺りは真っ暗




雨はどんどん強くなってるしホンマに心配やった







橙「電話にも出えへんし」


黄「俺、探してくるわ」


緑「俺も！」


黄「智達は家で待っといてもしかしたら帰ってくるかもしれんし」


赤「おん」


緑「…あの！」


黄「ん？」


緑「…流星……結構やばいかも知れへんねん」


黄「…なんで？なんか知ってんのか？」


緑「…流星、部活で陰口言われてるみたいやねん……

それでこの前も過呼吸起こしてて…」


橙「なんでそれ言わなかったん？俺らに」


緑「…流星が大丈夫だからって皆には言わへんでって……ごめんなさい」


橙「…智！」


黄「止め！照史！

まずは流星や。どこかで発作でも起こしてたら…

とにかく俺と照史で探しに行くから崇裕は３人を頼んだ」


紫「わかった」








すると2人は急いで家を出て行った






緑「…ごめんなさい」


赤「流星に言われたんやろ。ならしゃーない智は悪くない」


紫「そうや、今は流星が元気に帰って来るように待ってよう」


緑「…おん」








流星、お願いやから無事でいてくれ









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