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休んでた理由を教えてくれるはずもなく
痩せた理由は「ダイエットや」って誤魔化され
平凡な毎日が流れていった
２学期も中盤に差し掛かってきた頃
「今日、先生の顔色悪くない？」
女子達が小さな声で話す
世界史の授業中 教卓の前には10月だと言うのに大量の汗をかきながら授業を続ける桐山先生
確かに今日は朝から顔色がとんでもなく悪い
多分あの汗もただの汗やない 冷や汗
授業に集中なんて出来るはずもなくずっと桐山先生ばかり見ていた
すると
桐「じゃあ…流星……ここ読んで…」
あっちの虚ろな目が合い俺をあてる
しょうがなく立ち上がり読もうとした時
「…っ桐山先生！！」
バタンという音ともに目の前から桐山先生が消えた
クラスメイトは固まり何人かの生徒が桐山先生に駆け寄る
俺は頭の整理がつく前に走り出していた
藤「淳太！照史が！！！」
体が勝手に向かった先は保健室やった
中「…っやっぱか…流星救急車呼んで！」
藤「…わ、わかった！」
中間先生はすぐに道具を持って走っていった
俺は携帯を取り出し電話をかけようとした
手は震え何番にかければいいのかすら分からなかった
ここで俺は自分が動揺してることに気がついた
何とか電話をして教室にダッシュで戻る
救急車が到着して照史がストレッチャーに乗せられる
藤「…照史」
桐「…大丈夫……やから……」
額に大量の汗をかいてどう見ても大丈夫やない体でそう言って
救急車で照史は運ばれていった
それからのクラスの雰囲気は最悪やった
号泣してる生徒
放心状態でぼーっとしている生徒
この雰囲気をどうにかしようと普段はクラスでウケているギャグをやるムードメーカーの生徒
見てられなかった
俺はそんな教室を出て屋上にずっといた
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美奈(プロフ) - 涙が止まりません しげの心臓の病気で亡くなった時はとても泣きました (2018年10月14日 23時) (
レス) id: a9a9a6f40c (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - たまちゃんさん» コメント本当に嬉しいです。こんな短編集で泣いて頂けるなんて感無量です。こちらこそ本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2018年8月3日 23時) (レス) id: b442d333ac (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - とっても感動しました。特にシゲの小児がんのお話、涙が止まりませんでした。私も強く生きようと思えました。ありがとうございました。 (2018年8月3日 2時) (レス) id: faa7b83006 (このIDを非表示/違反報告)
Nakonosuke(プロフ) - 碧さん» 自分でも似ている部分があると思ったところは非公開にしました。いえ、こちらこそ温かい対応ありがとうございました！これからも作品を心待ちにして読ませていただきます！はい！頑張りましょう！！ (2018年8月2日 23時) (レス) id: 8ee443cb09 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ☆NON☆AYAKA☆さん» 長文のコメント本当にありがとうございます。しげの話は私も書きながら胸が締め付けられる気分でした…。これからもまだ続くので移行後も読んでくだされば光栄です。 (2018年8月2日 23時) (レス) id: b442d333ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raf.
| 作成日時：2018年7月25日 21時
