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・
しずくの腕から手を離して
私はその場に座り込んでしまった
心臓がバクバクいってる
呼吸もうまくできない
『き、きみ！どうしたの！？』
後ろからの低い声が
お父さんの声に聞こえる
どうすればいいの
急に、ふわって洗剤の香りがした
そして、その洗剤の香りが
私を包み込んだ
大丈夫。落ち着け。
お前の父親はここにはいない。
朝、まだ慣れないワイシャツを着る時に
感じる香りと同じ
「か…ずなりさん？」
和「深呼吸して」
状況がつかめないまま
私は言われた通りにした
和「立てる？」
いつもと違う優しい声
和「俺の腕掴んでいいからついてきて」
和也さんが助けてくれた…？
・
し「Aー！大丈夫だった！？」
「ごめん…」
斗「急に消えたから
どうしたのかと思ったよ」
和「驚かせすぎたみたいだね
ごめんな」
し「まぁでも、無事に帰ってこれてよかった！
次、縁日いこーよ！」
しずくと斗真はパンフレットを広げながら
歩き出した
「あの…迷惑かけてごめん」
和「こっちこそごめん。
お前のこと知らなすぎた。」
「え…？」
和也さんは今まで見たことないような
辛そうな顔をした
『カズー！』
和「俺、行くわ」
聞きたいことがたくさんあるのに
和也さんは行ってしまった
涙が1滴、頬をつたって零れ落ちた
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ぐぐ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年2月28日 12時) (
レス) id: 86108c49ce (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 2章楽しみです！ (2019年2月28日 0時) (レス) id: 83ef343e6d (このIDを非表示/違反報告)
ぐぐ(プロフ) - れもんさん» コメントありがとうございます！期待に応えられるようがんばります！ (2019年2月18日 0時) (レス) id: 86108c49ce (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - はじめまして。今後の5人と主人公ちゃんにどんな風に関わって、主人公ちゃんが変わっていくのか楽しみです。次回更新も楽しみに待ってますねっ (2019年2月17日 17時) (レス) id: 1df981b0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐぐ | 作成日時：2019年2月8日 22時
