eternally129 ページ37
Aside
目が覚めると、みんなと飲んでいたはずなのに、部屋には私1人でソファに横になっていた。
智「お、起きた？」
A 「ごめん、寝ちゃってた、みんなは？」
智「ニノは帰って、翔ちゃんは風呂」
A 「お風呂？」
智「朝にマネージャーがAのこと迎えに来てくれることになったから、今日は翔ちゃんとここに泊まろ。」
A 「え、ごめん、私が寝たから、、」
ガチャ、
そこにお風呂上がりの翔くんが入ってくる。
翔「お、起きたか。」
A 「ごめん、翔くん」
智「Aも風呂入ってきな。これ着て良いから」
A 「ごめん、ありがとう」
その後、お風呂に入って、みんなで軽く飲み直して、
お泊まり会みたいで、すごく楽しくて
若いときみたいな、ワクワク感があった。
みんな完全に酔っ払ってしまって、そろそろ寝よう、と片付けが始まる。
キッチンで翔くんとお皿を洗ったりしていると、智くんが、ひょこっと話しかけてくる。
智「Aはベッドで寝る？俺と翔ちゃんはここのソファになるけど」
A 「私そこのソファで大丈夫だよ。ふかふかで気持ち良いし」
智「じゃあ、翔ちゃんはそこでいい？」
もう一つのソファを指さす
翔「ん、大丈夫」
智「じゃあ、俺寝る。適当に過ごして良いよ、」
ふらふらの智くんが、すごく眠そうな顔をして寝室に消えていく。
私も酔いが回っていて、頭がふわふわする。
翔くんも、ほろ酔い気味で、酔っ払っている翔くんもかっこよくて心臓が高鳴ってしまう。
A 「じゃあ寝よっか」
翔「だな」
キッチンからリビングに移動しようとした時、
突然、翔くんに後ろから抱きしめられる。
A「ちょ、、翔、くん、」
何も話さず、優しくふわっと、抱きしめてくる翔くん。
顔は見えないけど、少しだけ手が震えている。
A 「、どうしたの、翔くん、」
翔「ごめん、、」
抱きしめられた手がほどかれる。
私は翔くんのほうに、振り向いて顔を見ると、見たことがないくらい切ない顔をしていた。
翔「、まじごめん、、ちょっと、酔ってる。」
A 「翔くん、」
翔「寝よっか、」
いつも強くて優しい翔くんの、こんな悲しい顔を見たことがなくて、驚く。
私は、翔くんの手首を掴んで引き止める
翔「ん？」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
