eternally103 ページ10
唇を尖らせて、頭をかく翔くん。
翔「いや、出会った頃から可愛いなとは、思ってたよ。顔がタイプだなあ、とは。」
A 「へえ、」
顔が緩む。
可愛いなんて、言ってくれることなくて、お酒が入ってるからか、素直に教えてくれる。
翔「でも、恋愛感情になったのは、いつからかなあ。
自覚をしっかり持てたのは最近だな。
ずっと気にしてる存在であったのは間違いない。」
A 「ふうん、」
翔「何だこれ、笑
恥ずかしいんだけど」
A 「そういう話する翔くん新鮮、」
翔「俺も新鮮、笑」
A 「私も、顔タイプ」
翔「顔かい、笑」
私の頭をぱしっと叩くフリをして笑う翔くん
A 「もちろん、中身がすごく好きだけど、
何かずっとファンみたいな感じだったの。」
翔「Aが？」
A 「そう、メイクさんのきいちゃんいるでしょ？
いつも、きいちゃんに、
今日の翔くんかっこいいーとか、
翔くんにこんなこと言われたーとか、
メイクの度に話聞いてもらってたから、笑」
翔「はずっ、笑」
A 「ずっと翔くんのこと目でおってたから」
翔「ああ、それは思ってた、笑」
A 「気づいてたの？」
翔「いや、やたら目が合うなあとは。」
A 「だからファンの子にも言われてるのかな？」
翔「ファン？」
A 「写真集の握手会の時に知ったんだけど
翔Aカップルって言葉があるらしくて、
2人付き合ってください！とか、お似合いです！とか
すごい言われたの、笑」
翔「まじで？」
A 「うん、目があって笑ってる動画とか、
まとめられてて、まあ、
大宮カップルとかそういう感じみたいだけどね。」
翔「ファンの洞察力すげえな。」
A 「ほんとね、笑」
翔「無意識が出てるんだな。」
A 「少し思わせぶりするじゃん、翔くん」
翔「そうかあ？Aに言われたくないけどなあ」
A 「鈴谷さんの接し方見て、鈴谷さんのこと気になってるのかと思った」
翔「同級生には、あんなもんよ。男も女も。」
A 「ふうん、分かりにくい」
翔「いや、Aだってさあ、
村上の時は、びっくりしたからな。」
A 「すいません、笑
何か一回、私の楽屋で怒ってた時あったよね
俺に言うことないの？って」
ふざけてモノマネする
翔「ああ、笑」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
