eternally111 ページ19
A 「ごめ、、っ、メイク、、」
出番がもうすぐなのに、涙が信じられないほど溢れて止まらない。
呼吸もうまく出来なくて、苦しくなる。
私にとって翔くんが全てだった。
馬鹿みたいだけど、自分で感じていたより彼の存在は大きすぎた。
きい「ちょ、落ち着いて、どうしたの」
きいちゃんが、私に寄り添う。
コンコン
スタッフ「Aさんお願いしまーす」
出番が呼ばれてしまう。
きい「あ、ちょっと外出てください。
Aちゃん大丈夫、ちょっと待ってて。」
きいちゃんはスタッフの人と楽屋の外に出て、何か話してすぐ戻ってくる。
きい「体調少し悪いって話して、少し遅らせてもらったから。一回落ち着こう？」
A 「ごめ、、ん、」
きい「大丈夫大丈夫。どうしたの。」
A 「ううん、大丈夫。なんでも、ないの、」
きい「何でもなくないでしょ」
A 「ごめん、きいちゃん、メイクもう一回お願いできる？」
きい「、、うん、」
自分の感情が、あまりにも幼すぎて、誰かに頼る、そんなのは恥ずかしいと思った。
何も聞かずにメイクを直してくれるきいちゃん。
コンコンと、ドアがノックされてマネージャーが入ってくる
マネ「Aさん大丈夫ですか、」
A「あ、ごめんね、大丈夫。もうちょっとしたらすぐ行くから。待たせて本当ごめんね。」
マネ「無理しないでください。外で待ってますね。」
きい「Aちゃん、ごめん、メイク道具のポーチの一つ嵐の楽屋に置いてきちゃったから取りに行ってくる」
A 「うん、分かった、ごめんね。」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
