eternally83 ページ38
潤「聞こえてる？俺は、鈴谷に言ってんだけど。公私混同すんなって。」
鈴谷「、、、公私混同してるのは、私じゃないと思いますけど。」
潤「は？」
素直に謝らない鈴谷さんに、潤くんの機嫌が、ますます悪くなる。
鈴谷「Aさんのほうが、公私混同されていて、
私は仕事やりづらいです。」
A 「え、わたし、？」
潤「おまえなあ、」
翔「璃子、Aは関係ないだろ。やめよう。」
智くんが、眉間にシワをよせる。
みんなの反応をみて、鈴谷さんの目から、ぶわっと、涙が溢れ出す。
そこに、ニノと相葉くんが撮影から楽屋に帰ってくる。
鈴谷「いいですよね！いっつもAさんは、みなさんに庇ってもらえて！！」
感情が抑えられなく、声を荒げて泣きながら鈴谷さんは叫ぶ。
翔「璃子、落ち着け。」
ニノ「何、何ごと。」
相葉「え、、どうしたの、」
鈴谷「私聞いたんです！！」
鈴谷さんは隣にいる翔くんの服の袖を掴んで、話す。
私を睨め付ける目。
嫌な予感がする。
鈴谷「翔のこと、好きなのやめるって。
村上さんと付き合ってて、翔のことも好きだったようなこと、話してたんです。」
A 「やめ、て、ちがう、」
こんな、みんなの前で、翔くんの前で、そんな爆弾発言をされて、いたたまれなくなる。
ニノ「おい、やめなさい。」
潤「ちょっと、鈴谷、外でろ。」
ニノと潤くんは、かなり怒っているのか声が怖い。
智くんと、相葉くんは、私にそっと寄り添ってくれる。
智くんは、私の手をぎゅ、と握ってくれて、
智「A大丈夫だから。」
と、震える私に声をかけてくれる。
翔くんの反応を、恐る恐る見ると、
翔くんの服の袖を握っていた、鈴谷さんの手首を、握っていた。
そして、その手を引いて
翔「璃子、外に一回出よう。」
と、優しく声をかける。
鈴谷さんは、こく、と頷いて翔くんに手を引かれて、外に出ていく。
智「なんだ、あれ。」
ニノ「ちょ、翔さん、」
翔くんの行動が、言葉にならないくらいショックで、頭が真っ白になる。
潤「なんだよっ、あれ、」
相葉「A、大丈夫？」
智「A、」
手が震えて、
何も、わからなくて、
何も、考えられなくて、
何も、言葉が出てこない。
智くんが、強く手を握ってくれている。
ニノ「ありえない、あいつ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
